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Posted by おてもやん at

2018年11月13日

阿漕・・難読語・隠語

時代劇の水戸黄門などを見ていて、「あこぎなまねはやめなさい」といったセリフを聞くと、頭の中で勝手に「悪」という漢字をあてていた。悪こぎ、と◆正しくは。阿漕。恥ずかしながら最近まで知らなかった。三重県津市の海岸の一部はいにしえより阿漕ヶ浦との呼び名がある。伊勢神宮に供える魚を守るための禁漁域だったが、欲張りな漁師が密漁を行い捕らえられたとする伝説に由来している◆ただし漁師ばかりを阿漕と責められぬ場合もあろう。日本海に出没する北朝鮮の木造船である。漂着・漂流は今年も相次ぎ、今月上旬までに計89件確認されたという◆騒ぎになった昨年(104件)に迫る勢いで、海上保安庁は多くが日本の排他的経済水域(EEZ)での密漁を繰り返しているとみている。漁師を粗末な船で危険な海に駆り立てているのはむろん、北朝鮮という国にほかならない。経済制裁が長引く中、海産物の不法輸出で外貨を稼ぎ、苦しい財政をしのぐとされる◆今年はすでに、漂着船から計12人の遺体が見つかっている。誤字の方がむしろ、しっくりする。為政者の〝悪こぎ〟の犠牲者だろう。


読売新聞、今日の「編集手帳」、漢字の読みの問題から密漁について話されています。
「あこぎ」とは現在は強欲であくどい様のことを指しますが 繰り返すさま。しつこいさま。の意味もあるそうです。
「阿漕」という漢字についての語源やその由来から地名を指す隠語としての意味もあり、その由来をたどってみると作者未詳の謡曲で室町後期にこの名前のものが出てきます。言葉としてはそうとう古いもので和歌などに使われているうちにいくつかの意味を持つ言葉として使われたようです。

阿漕が浦に引く網
【意味】
阿漕が浦に引く網とは、人知れず行う隠し事も、たびたび行えば広く人に知れてしまうことのたとえ。
【注釈】
「阿漕が浦」は三重県津市東部の海岸一帯で、昔は伊勢神宮に奉納する魚を取るために網を引いた場所。
特別の漁業区域で一般人の漁は許されていなかったが、阿漕の平治という漁師が病気の母親のために、たびたび密漁をしていて、ついには見つかり簀巻きにされたという伝説から。
「あこぎなまねをする」などと用いる、強欲であくどいさまをいう「あこぎ」も、この伝説から出た言葉。
故事ことわざ辞典より

阿漕塚
「しつこく金品をむさぼる」という意味で使われる“阿漕”という言葉であるが、その言葉の由来となったのが阿漕塚のある阿漕ヶ浦の地名から。

  


Posted by マー君 at 12:58Comments(0)頭の整理