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Posted by おてもやん at

2022年01月16日

1月16日は初閻魔の日

「天網恢々疎(てんもうかいかいそ)にして漏(も)らさず」は中国古代の思想家、老子の言葉に由来する。天の神が張り巡らした網の目は粗いが、決して悪を見逃すことはない。だから行動は慎まなければならないという教えである▲日本の昔ながらの言い方なら「おてんとう様は見てござる」だろうか。浄土真宗には「見てござる。聞いてござる。知ってござる」という言葉があるそうだ。仏様は何でもお見通しというわけである▲戦後まもなく発表された童謡の名曲「見てござる」は昨年末に亡くなった元童謡歌手の川田孝子(かわだ・たかこ)さんが子どもの頃に吹き込んでヒットした▲「お猿のかごや」で知られる作詞家の山上武夫(やまがみ・たけお)さんが故郷の長野・松代の思い出を描いた歌詞は「見てござる」がリズミカルに繰り返される。「村のはずれのお地蔵さん」が子どもたちの遊びを見守り、「たんぼ田中のかかしどん」が田のようすをうかがう▲他人の目ばかり気にするのは同調圧力につながる日本人の悪弊かもしれない。しかし、人間を超越した存在を意識し自省の念を持つのは悪いことではあるまい。近年相次ぐ官庁の統計不正や企業の検査不正に「見てござる」という意識はどこに消えたのかと心配になる▲きょうは地獄も休むという初閻魔(えんま)の祭日。旧暦ではお盆と2回だけの「藪(やぶ)入り」の休日と重なり、江戸時代の奉公人たちは実家に帰る前に閻魔様を参った。地蔵菩薩(ぼさつ)と同一という伝承がある閻魔大王も我々を「見てござる」存在である。<初閻魔天網雪をこぼしけり/岩崎健一>
毎日新聞余禄 2022/1/16

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地獄の窯の蓋が緩む「初閻魔」



1月16日は、藪入りの日であるとともに「初閻魔」と呼ばれる閻魔様のご縁日です。閻魔様のご縁日は毎月1日と16日。その中でも1月16日のご縁日は初閻魔と呼ばれ、閻魔様をご本尊とするお寺では御開帳が行われます。初閻魔になると獄卒は仕事を休み、亡者も骨休みができる日とされていました。そして、藪入りの日にあたるこの日は、多くの人々が縁日に出かけていたのです。1月16日は人間だけではなく、地獄のお休みでもあったんですね。

閻魔様といえば、死者の裁判を行う10人の王のうちの一人。「閻魔様=恐い」という印象を持っている人が多いのではないでしょうか。そんな閻魔様のところへお参りに行くと、どんなご利益があるのか…。あまりイメージが湧かないですよね。
閻魔様には眼病治癒のご利益があると言われています。昔、眼を患った老婆がいました。ある日老婆は夢の中で閻魔様に「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われます。すると、満願の日に老婆の眼が治ったのだそうです。この逸話をきっかけに、閻魔様には眼病治癒のご利益があると言われるようになったのだとか。恐いイメージがある閻魔様には、こんなご利益があったんですね。
  


Posted by マー君 at 09:08Comments(0)記事今日は何の日