日本の家屋は蒸し暑さの耐えがたい夏の風通しの良さがとりえだった。「家の作りやうは夏をむねとすべし」という徒然草(つれづれぐさ)は「冬はいかなる所にも住まる」というから、兼好法師(けんこうほうし)はこと寒さには強かったらしい▲おかげで日本の昔の家は隙間風(すきまかぜ)が吹きすさぶ冬となった。この時季の季語に「目貼(めばり)」「北窓塞ぐ」といった冬構え(冬仕度)の言葉があるのはそのせいである。当時は家の隙間に紙を貼り、北側の窓を塞いで寒さをしのいだのだった▲隙間風をシャットアウトする家を手に入れた現代人だが、やってくる冬の低温と乾燥、密閉された屋内の暮らしを思えば、コロナ感染の第6波が心配になる。その冬構えは、医療の逼迫(ひっぱく)度を重視する新しい基準にもとづくものとなる▲ワクチンの普及を背景に、コロナ対策と日常生活の両立を図ろうと政府の分科会がまとめた新指標である。従来の新規感染者数などによる4段階の感染状況の分類を、医療の負荷を重視した5段階のレベルに変更するというのである▲問題は病床数で、政府は今夏の第5波ピーク時の2割増のコロナ病床を確保できるとして、近くまとめる対策の「全体像」で提示する。また無料PCR検査の対象拡大や、3回目のワクチン接種の職域実施なども盛り込まれるようだ▲しかし、第5波では確保したはずの病床で受け入れられないケースも多かった。新基準で感染急拡大に先手を打てるかも未知数である。構えの万全をくり返し点検せねばならないウィズコロナの冬が来る。

このコロナ対策分類表で対策は大丈夫なんでしょうか?
もっとわかりやすくしっかりとした対策案は出来ないんでしょうか?

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