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Posted by おてもやん at
「玉手箱」を辞書で調べると、身の回りの物を入れる手箱に美称の玉をつけた言葉と説明されている。だが、その語源の欄を見ると、「タマデバコ(魂出匣)の意か」という古い辞書の説を紹介していた▲昔、魂を身の外に出して保存すると不死身になるとの信仰があった。「外魂(がいこん)」信仰というそうだ。浦島太郎が玉手箱を開けて老人になったのも、自分の魂の入った箱を知らずに開けた話と解釈することができる。つまり魂出箱である▲こちらの小惑星リュウグウから持ち帰る玉手箱からは何が出てくるか。探査機「はやぶさ2」が6年ぶりに地球に戻ってきて、リュウグウで採取した物質が入ったカプセルを地上に届ける。カプセルの着地はあすの未明3時前の予定だ▲思い出すのは、10年前に感動のミッション達成の末に燃え尽きた初代「はやぶさ」の帰還劇である。だが2代目はさしたる故障もなく、精度60センチの小惑星着陸はじめ世界初の難任務をそつなくこなしてきた。ゆうゆうたる帰還である▲そのうえ今回は、カプセル分離後にまた別の小惑星探査にむけて帰らぬ旅に立つかっこよさだ。初代の教訓も生かしてのみごとな飛行を成功させてきた技術陣に敬意を払いつつ、きょう午後からあす未明のミッション完遂を祈りたい▲リュウグウは予想以上に炭素を多く含む小惑星で、カプセル内の物質からは地球の生命誕生の謎解明につながる有機物が見つかる可能性が大きいという。私たちのルーツが秘められた魂出箱の無事到着を待とう。
毎日新聞余禄 2020・12・05


この箱を開けると一瞬にして世界が変わる。
面白い昔話を誰が考えたのだろう?
この玉手箱を用いればいろんな事が出来るのだが・・・。
  


Posted by マー君 at 08:32Comments(0)記事