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Posted by おてもやん at
これは昨日の「春秋」の出だしの言葉。
記事を少し読み進めると出だしの言葉の意味は直ぐ分かる。
「帰省」から「反省」まで「省」の字の意味で綴られたこの文章、流石だなーと感心させられました。


東京の人口が減り始めた。朝夕の電車の混雑は和らぎ、車内では大きな旅行ケースを抱えた親子連れが目立つ。帰省シーズンである
▼年越しの前後、東京の人口は半減し、地方では人口が1~2割増える市町村もある、といわれる。つかの間でも、東京の息苦しさが消え、列島各地ににぎわいが戻るのはどこかうれしい
▼帰省の「省」には「振り返る」「はぶく」に加え、「訪ねる」「見舞う」の意がある。帰省とは元々古里で暮らす父母らが元気でいるか、安否を確認する営みだ
▼問題は永田町・霞が関の面々だろう。国民の声に耳を傾ける、政策の議論を尽くす、説明責任を果たす、といった肝心の作業はおざなり。つまり「はぶく」ことだけが得意技のよう
▼気の毒なのは、クリスマスも正月休みも返上して机に向かう高校生らだ。大学入試での英語民間試験は延期、数学・国語試験での記述式導入は見送り。かねて、これらは拙速で問題点が多いと言われていたのに。ごり押しで実施に走った結果、大混乱が生じた
▼文部科学省をはじめ、中央官庁は「省」の名で呼ばれる。皮肉である。漢和辞典を引いてほしい。「省」の本来の意は物事をじっくり見ること。その上で、真に無駄なものをはぶくのが「省略」、自らの過ちを謙虚に認めるのが「反省」である。今の政治まかせでは東京一極集中が一向に是正されない。その理由も分かったような気がする。  


Posted by マー君 at 10:27Comments(0)日記記事