佐藤春夫は上京後、故郷の和歌山を慕って詩を書いた。『望郷五月歌』の一節にこうある。<空青し山青し海青し/日はかがやかに/南国の五月晴こそゆたかなれ>◆異例の駆け足で列島から青空が去ろうとしている。五月晴れこそ、とすがすがしい気持ちで空を仰ぐ間もないのが今年の空模様だろう。九州を追いかけるように近畿、東海でも梅雨入りの発表があった◆梅雨といえば「長雨」、いや「大雨」と思うことにしなければと毎年のように初夏の時節に書いている。熊本には1時間で90ミリ以上の猛烈な雨を観測した町がある。どんな雲が通り過ぎたのだろう◆異常な大雨を降らす「線状降水帯」の発生が懸念される。ここ数年、水害や土砂災害のたび避難が遅れることで多数の人命が失われている。そもそも雨は生活や農業になくてはならないし、1年を通せば優しい雨のほうが多く、正しく怖がるのに難しい面があるといわれる◆ふと思い、辞書で「五月雨」を調べてみると、とぎれとぎれに降る雨と説明されていた。五月晴れが消え、五月雨も様相を異にする。気候の変わりようを実感する年になりそう。
読売新聞 編集手帳 2021/05/18

全国概況18日09:00発表
きょうは梅雨前線が本州の南岸に停滞します。九州南部は雨で局地的に激しく降るでしょう。九州北部から関東甲信も雲が多く、午後は雨の降る所が多くなりそうです。北陸も夜は雨が降るでしょう。東北は日中、晴れ間がありますが、夜遅くには雨が降りだしそうです。北海道は大体晴れる見込みです。沖縄は雲が多いでしょう。最高気温は北日本で、平年より大幅に高くなりそうです。
※今年の天気は要注意!コロナが猛威を振るっている中、ワクチン予約がやっと始まったと思えば予約方法が難しくて高齢者にはむつかしすぎてい世の中の混乱はただならない状況。
この雨で外出が減りコロナ感染も減るだろうと思いきや接種会場で予約者が殺到して大変な密になっている。
どうして予想できる混乱を防ぐ対策が初めから出来ないのかあきれるばかりである。

読売新聞 編集手帳 2021/05/18

全国概況18日09:00発表
きょうは梅雨前線が本州の南岸に停滞します。九州南部は雨で局地的に激しく降るでしょう。九州北部から関東甲信も雲が多く、午後は雨の降る所が多くなりそうです。北陸も夜は雨が降るでしょう。東北は日中、晴れ間がありますが、夜遅くには雨が降りだしそうです。北海道は大体晴れる見込みです。沖縄は雲が多いでしょう。最高気温は北日本で、平年より大幅に高くなりそうです。
※今年の天気は要注意!コロナが猛威を振るっている中、ワクチン予約がやっと始まったと思えば予約方法が難しくて高齢者にはむつかしすぎてい世の中の混乱はただならない状況。
この雨で外出が減りコロナ感染も減るだろうと思いきや接種会場で予約者が殺到して大変な密になっている。
どうして予想できる混乱を防ぐ対策が初めから出来ないのかあきれるばかりである。
