スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at
おはようございます。僕は、パンダです。いまからちょうど50年前、大先輩であるカンカンとランランが初めて日本に来ました。きょうはそんな特別な日なので天声人語も僕が書きます▼年配の読者の方は、あの熱狂的なブームを覚えていると思います。日本と中国は1972年、国交正常化しました。中国からパンダが贈られたのは、その友好関係の証しでした▼著書『中国パンダ外交史』がある東京女子大学准教授の家永真幸(まさき)さん(40)に聞くと、「パンダは中国人が国際社会に見せたい自己イメージ」なのだとか。僕が言うのも変ですが、かわいくて、誰からも愛される存在でありたい、との願望がパンダ外交にはこめられているのでしょう▼ほかの国に対しても「中国は一番喜ばれるタイミングで、相手を選んでパンダを送っています」と家永さん。ただ、最近の中国のこわもてぶりを見ると、ちょっと心配です。これではいくら僕らががんばっても中国の印象をよくするのは難しいかも▼なぜ人間はけんかばかりなのですか。肉食獣だった僕らの祖先は竹を食べるのに適応し、敵の少ない山奥の暮らしを選びました。知恵を絞って共存を目指した方がいいのでは▼きのう上野の街を歩きました。来日半世紀を記念した、僕たちのイラストやおもちゃを見て胸が熱くなりました。シンシン親子は気持ちよさそうに昼寝をしていました。これからの50年も一緒にゴロゴロ、のんびりできたらいいなあ。平和で、ありますように。再見。
朝日新聞天声人語 2022/10/28(金)


  


Posted by マー君 at 10:09Comments(0)歴史ありがとう