「お金を箱に投げ入れ、チャリンと音がすれば魂が救われる」。ローマ教皇が贖(しょく)宥(ゆう)状(免罪符)販売のためにドイツに派遣した説教師のうたい文句である。マルティン・ルターがこれを批判し、宗教改革の幕が開いたのはちょうどハロウィーンの頃だった▲救いを求める人々の気持ちに乗じて貪欲に代価を得るのではモラルも何もない。教皇も最後には自己改革を迫られ、販売を禁止した。ルターの告発から約5世紀。心を人質に利益を得ようとするたくらみは今もなくならない▲「足裏診断」や教祖の「天声」で脅した「法(ほう)の華(はな)三法(さんぽう)行(ぎょう)」。「霊視商法」で心の悩みにつけ込んだ「明覚寺」。いずれも1990年代以降、全国で損害賠償を求められ、最高幹部が実刑判決を受けた▲「明覚寺」はオウム真理教事件を機に改正された宗教法人法で同教団に次いで解散を命じられた。「法の華」は破産宣告を受けて解散した。30年以上の「霊感商法」や「高額献金」の被害がさらに大きいとされるのが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)である▲世論の高まりを受けてだろう。岸田文雄首相がようやく「質問権」を行使して法令違反などの実態を調査するように指示した。消費者庁の有識者検討会は「解散命令請求」を視野に置くように求めている▲親や妻が信者になって家庭が崩壊した被害者の声を聞けば、「宗教」の名にふさわしい組織なのかと疑問が湧く。その場しのぎではなく、これ以上の被害者を出さないための調査、改革を進めてほしい。
毎日新聞余禄 2022・10・19(水)
連日の国会中継、旧統一教会の話ばかりです。国会議員の中に旧統一教会と関係がある議員がいっぱいいる事がすでに分かっています。
今、この宗教法人への解散命令に手を付けようと腰を上げた岸田首相ですが自分の周りにいるハエ(甘い汁を吸いに集まる輩)も即座に追っ払う事を目に見えるようにおこなわなければ何もできない総理大臣だと思われます。
旧統一教会関係者は少なくとも自分の周りには置かないで欲しい。

毎日新聞余禄 2022・10・19(水)
連日の国会中継、旧統一教会の話ばかりです。国会議員の中に旧統一教会と関係がある議員がいっぱいいる事がすでに分かっています。
今、この宗教法人への解散命令に手を付けようと腰を上げた岸田首相ですが自分の周りにいるハエ(甘い汁を吸いに集まる輩)も即座に追っ払う事を目に見えるようにおこなわなければ何もできない総理大臣だと思われます。
旧統一教会関係者は少なくとも自分の周りには置かないで欲しい。
