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Posted by おてもやん at

2019年02月02日

世の中大丈夫?



このふたつの編集手帳を読んで皆さんは何を想いますか?
厚労省の不正統計問題・・なぜこんなことが起きたのか、なんのために嘘の統計を作り続けたのか、国の信頼が揺らぐとの意識はなかったのか、考えてみると、安倍政権になって公務員のモラルに関する問題が次から次に出てくると思いませんか。でも今回もまた、悪いのは行政と言って自分には関係のないような発言を安倍さんはしています。都合の悪い事は他人に追い被せ、良い事は自分の手柄のように吹聴する。
こんなことがいつまでも続けば本当に国の信用は地に落ちてしまいます。
そしてもう一つ無責任極まりない対応を繰り返しているのが「児童相談所」と「教育委員会」。
今回の千葉県の栗原心愛ちゃん殺害の事件。
自分達の仕事には人の命がかかっているという責任感が全く感じられません。このふたつの問題を考えると何か大事なものが崩れていくように感じるのは私だけでしょうか?

〈無駄なダム〉。上からでも下からでも読みが同じになる回文だが、行政の無駄が話題になると思い出す◆とはいえ経費や労力の無駄は公共事業ばかりではない。功労行政に何かないかと回文集やインターネットで探してみたところ、次の作品に行き合った。〈何度も戻んな〉毎月勤労統計はなぜ、歪んだ調査を長年続けたのか-----この問題の解明をめざす職員への聞き取り調査は、多くが身内だけで行われたことが発覚し、やり直しだという◆「有権者だけで構成し、中立性を明確にする」。そう述べていた根本厚生労働相の責任は重い◆客観性に疑義が生じるのは当然だろう。「調査」と名の付くものはことごとく、イロハのイから手法を間違う役所であるらしい。昨年の国会では裁量労働制を審議するための調査データーに次々に異常値が見つかり、職場を騒がせた。〈何回もいかんな〉。国民の信頼は遠のくばかりに違いない◆重責のない省庁などない。疑惑への誠実な対応はもちろんのこと、本来の職務を怠りなきよう。〈痛い停滞、衰退停滞〉。愚かしさの連鎖を断つべく耳に痛い回文を添えておく。
読売新聞 2019・2・1 「編集手帳」

竹は木か、草か?手元の図鑑をみると、イネ科とあった。答えは草であるらしい◆昔の人もいろいろ考えたようで、古今集に詠み人しらずの和歌がある。〈木にもあらず草にもあらぬ竹のよのはしにわが身はなりぬべらなり〉。木でも草でもないわたしは竹のようにどっちつかずになってしまった◆父親が乗り込んできてどう喝したという。そのとき木の幹の強さではねのけていたら----悔いのつきない千葉県野田市の小学4年、栗原心愛
さん(10)の事件である。市教委は威圧的な態度に屈し、心愛さんが虐待を訴えたアンケートのコピーをわたしていた◆「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」。この文字の一つひとつが父親の知るところとなった。以降、亡くなるまでの心愛さんの日々を思うと胸が苦しくなる◆人は時々の都合で自分の信じたいことを信じるという。父親の主張に傾いたとすれば、木はむろん竹ほどの耐性もない草の心のせいだろう。信じるに足らない扱いを受けた少女の文字が切ない。
読売新聞 2019・2・2 「編集手帳」

  


Posted by マー君 at 11:01Comments(0)つぶやき