スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at
暦を見ると今日は「昭和の日」となっている。
毎日が休日の私たちにはいつからこうなったのだろうと疑問も浮かぶ。
私の記憶をたどってみると元々はこの4/29という日は「天皇誕生日」であった。
そして、昭和天皇が亡くなられて「みどりの日」になり、その後、「昭和の日」になった。
調べてみますと2007年から「みどりの日」が「昭和の日」になったようです。
「緑の日」は5/4に移動し、「天皇誕生日」は現在の天皇の誕生日12/23に変更されました。
以下、今日の【春秋】より・・
きょうは「昭和の日」。昭和天皇の時代は「天皇誕生日」だった。在りし日の回想を、広く知られた一こまから始めたい►戦後間もない九州巡幸の折、雲仙・仁田峠から熊本の山々を双眼鏡でー。「中ほどに黒く見える山が阿蘇でございます」「あー、そう」。宮内庁長官が、つられて陛下ご自身も、大笑い►昭和も半ばを過ぎた頃、陛下が「あの山は何といいますか?」と尋ねられ、案内役が返答に窮したことがあった。山がいっぱいある大分県湯布院町(現在は由布市)を訪問した時のこと。想定していなかった山を聞かれて町長は「はい、あの山は・・・」と少し考えてから「・・・普通の山でございます」►とっさの〝迷ガイド〟には後日談がある。数年後に湯布院町長は園遊会に招待された。町長の前で陛下は懐かしそうに「『普通の山の町長さん』ですね」►「普通の山」ではなく「ただの山」だった、ともされ永六輔さんは侍従長から聞いた話として「ただの山の町長さん」を講演で披露していた。後日談その②として、後に湯布院町を訪問された皇太子さま(今上天皇)が町長に「ただの山はどれですか?」と質問した。とも伝えられる►以上、「天皇家のユーモア」(光文社)「人からもらった忘れられない言葉」(学生社)や本紙「聞き書き」などから引いた。昭和を訪ねる案内役にはインターネットもいいが、時代が匂う文献類の方がなおいい。

  


Posted by マー君 at 13:47Comments(0)