2014年02月21日

文学散歩

文学散歩

渕上毛銭詩碑
文学散歩

渕上毛銭の生家・現在は他人の方が住まわれています



八代市立図書館の主催で「文学散歩」というバス旅行が2月14日にありました。図書館での文学講座を担当されておられます前山光則先生が毎年この時期に図書館の職員の方と一緒に企画をされるそうです。
今回は水俣に渕上毛銭・徳富蘇峰・徳富蘆花・石牟礼道子を尋ねて、水俣市立蘇峰記念館や徳富蘇峰・蘆花の生家、水俣市立水俣病資料館そして渕上毛銭の生家、渕上毛銭詩碑を見学し最後に水俣市立図書館でこの人たちの貴重な作品集を見せていただきました。
この中で私もこの人の事はほとんど知らなかったので、一人紹介しておきます。

渕上毛銭(ふちがみもうせん 1915・1・13~19503・9)は日本の詩人

熊本県葦北郡水俣町(現・水俣市)に生まれる。本名・喬(たかし)。東京の青山学院中学部へ進学していたが、脊髄カリエスを病んで中退・帰郷。以後、寝たきりの生活を余儀なくされる。病床で詩作を始め、「九州文学」などに作品を発表。又戦後の1946年、水俣青年文化会議を組織するなど、郷里の文化活動の発展に貢献した。1950年、35歳の若さで死去。代表作に「柱時計」など。ユーモラス、また一面スケールの大きい詩風と評される。

【柱時計】
ぼくが
死んでからでも
十二時がきたら  十二 
 鳴るのかい

苦労するなあ
まあいいや
しっかり鳴って
おくれ

【出発点】
美しい物を
信じることが、

いちばんの
早道だ。

ていねいに生きて
行くんだ。

書籍
【渕上毛銭詩集】 (石風社、1999年) 他、【日本詩人全集】 第9巻 (創元社、1953年) など

文学散歩

水俣市立蘇峰記念館横に立つ蘇峰像
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水俣市立蘇峰記念館
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徳富蘇峰の四恩人
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徳富蘇峰・蘆花の生家
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生家の近くに蘆花公園もあります

水俣は水俣病という大変大きな公害問題を起こした街ですが、今は全市あげて環境問題に取組み世界からも注目を浴びる都市になっています。また先にあげた著名人のほか谷川雁(詩人、評論家) 谷川健一(民俗学者、地名学者、作家) 内山安二(漫画家) 江口寿史(漫画家。水俣市の観光ガイドブックの表紙イラストや、駅貼りのポスターも手掛けている。) 森枝卓士(食文化ジャーナリスト)の方達もおられます。






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