2022年06月05日

高潮防災のお話

5000人以上が犠牲となった伊勢湾台風の被害を拡大させたのは高潮だった。1959(昭和34)年9月、低気圧による吸い上げと強風の吹き寄せで名古屋港に最高3・89メートルもの異常高潮が起きた。防災がまだ不十分だった市街地を直撃し、惨事を生んだ▲気象庁がこのたび行った防災情報見直しで、高潮が注目された。東京都新宿区、目黒区など4都府県の内陸21自治体が警報の対象に追加されたためだ▲「新宿区や目黒区で高潮被害」と言われても、住民は当惑するかもしれない。だが、水防法改正を受け都が超大型台風を想定して4年前に公表した試算では、高潮が川を遡上(そじょう)するなどして、都内17区が浸水する。最大で深さ10メートルに達し、昼間人口約400万人に及ぶ対象区域には神田川や目黒川沿いも含まれる▲都の高潮被害は、過去最大級の室戸台風(34年)並みの台風が高速で襲来し堤防が決壊するなど、非常にまれな状況を想定している。それでも地球温暖化による海面上昇や、海水温上昇による台風の大型化でリスクは高まる。記録的な異常気象が相次ぐ昨今だけに、決して軽視できまい▲伊勢湾台風の悲劇は今もさまざまな形で伝えられている。名古屋市南区には現地に散乱した犠牲者の履物が集められた「くつ塚」の慰霊碑がある▲東京には大正時代に銀座が高潮で浸水した様子を伝える資料などが残る。ハード面の防災が進んでも、住民との情報共有や連携など地域への目配りが欠かせない、温暖化時代の高潮防災だ。
毎日新聞余禄 2022/06/05


高潮防災のお話
この公園は、伊勢湾台風の慰霊のために設置されています。公園内にある「伊勢湾台風殉難者慰霊之碑」の裏面には、当時の状況のほか、水害にあわれた人達の遺品の雨靴が道路わきに積まれ“くつ塚”と呼ばれるようになったこと、殉難者の遺骨を安置してご冥福をお祈りすることなどが記載されています。

※名古屋には若い頃仕事で何度も行った事はあったのですが震災のことなど忘れてしまってただ走りまわるばかりの人生の様に思います。この靴塚の話も余禄の記事で初めて知りました。
6月に入り梅雨の時期が近づいてきます。
雨対策には早めの避難や近所同士の呼び掛けが大事ですね。


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