2013年08月30日
二百十日

9月1日は二百十日です。この二百十日は 雑節。立春から数えて 210日目。処暑→二百十日→白露。 (2013年は9月1日)。 この時季は稲が開花・結実する大事なときですが、台風が相次いで襲来し、 農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などと言われています。
八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日とされている。太陽暦(新暦)では9月1日前後で一定するが、太陰太陽暦(旧暦)では閏月が入るなどして、7月17日から8月11日前後まで、「二百十日」がどの日に該当するのかが一定ではなかった。そのために必要になった暦注であると言われている。台風襲来の特異日とされ、奈良県大和神社で二百十日前3日に行う「風鎮祭」、富山県富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきた。実際は210日頃の台風はむしろ少ない。この頃が稲の出穂期に当たり、強風が吹くと減収となる恐れがあるために注意を喚起する意味で言われ始めたと言われています。季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつ。
暦注(れきちゅう)とは、暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などの事項のことである。暦注の大半は、陰陽五行説、十干十二支(干支)に基づいたものである。
風祭り(かざまつり)
風害から農作物を守るため、神に祈願する祭り。全国的に行われているようですが、関東・中部・東海地方では、風祭りと共に風神・風宮の伝承が色濃くあるようです。二百十日前後に行うところが多いですが、正月・2月・4月・7月・8月に行う地方もあります。
Posted by マー君 at 09:19│Comments(0)
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