2017年04月29日
益城町のトレンチから
上2枚の写真は22日に益城町に地層剝ぎ取りに行った時、メンバーの方から木山変成岩です、こちらはaso1ですと2番目の産総研が剥ぎ取り調査を行った場所で見つけて貰ったものです。木山変成岩は益城町津森金山川流域の地質概説に「この地域の基盤をなしている岩体は,木山変成岩及び蛇紋岩。木山変成岩は蛇紋岩のメランジュの中にブロックとして取り込まれ,地下深所から持ち上げられてきたと考えられている。
層状含銅硫化鉄鉱床は木山変成岩の緑色片岩体中にできている。」と説明があります。
緑色及び黒色片岩はいずれも堆積岩が低レベルな変成作用を受けた岩石です。青色片岩は青色片岩の青色の鉱物が低温ながら高圧の条件がないとできないもので、緑色や黒色片岩のように変成帯の縁辺部の低温・低圧で出来るものとは違うものです。
木山変成岩の名前の出どころはわかりませんでした。
aso1については岩石では調べようがなく、火砕流堆積物で調べると株式会社情報開発研究所のDORONE MOVIE 「岡城~竹田の阿蘇火砕流堆積物」中に阿蘇火砕流の項目で・・阿蘇山周辺地帯の地質調査により約30万年前ごろから4回の大規模な火砕流が派生し、それを古い順にaso-1、aso-2、aso-3、aso-4と呼びます。この動画の中の岡城址周辺は8万7千年前のaso-4火砕流によって堆積した地層の上にあり、長年の自然による変化のなかでも、現在もその痕跡をつぶさに見ることが出来ます。
【特設】 阿蘇火砕流堆積物が作った城下町竹田では地球科学的な価値を持つ遺産として「阿蘇ジオパーク」や「おおいた豊後大野ジオパーク」が保全管理する、地域自然遺産の間に位置する竹田市は「aso-1火砕流」から「aso-4火砕流」すべての痕跡や地形、地層を見ることが出来ます。その特徴的な街並みと地形を説明を踏まえて紹介させていただきます。
ドローン空撮で普段見れない場所まで断層などがきれいな形で撮影してありますのでaso-1~aso4までの堆積物の特徴が良く見て取れます。
この情報開発研究所の動画はわかり易いのでぜひ見てください。
※メランジュ (Mélange) とは、地質図に表せる程の広がりを持つ地質体であり、泥岩などの基質中に、数センチメートルから数キロメートルに達する様々な大きさ・種類の異地性・準原地性の岩塊が含まれているもの。岩塊は堆積岩起源のもの、変成岩起源のもの、火成岩起源のものなどさまざま。

みんなで勉強!
Posted by マー君 at 16:45│Comments(0)
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