
5月5日はこどもの日、5月14日は母の日です。
今日はこどもと母に関係する話をしてみたいと思います。
昨日5月10日は親が育てられない子供を預かる慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が出来て丁度10年になります。
こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)は全国で唯一、親が育てられない子どもを匿名で受け入れる施設です。
ドイツの事例を参考に、熊本市の慈恵病院が2007年5月に開設しました。赤ちゃんが預けられるとブザーが鳴り、職員が駆けつけて保護する。
熊本市児童相談所(児相)や県警に連絡し、刑法(保護責任者遺棄罪)などの法令に触れないように情報を共有し、連携する。
児相は親が判明すれば、親の居住地の児相に子を移管する。
是非については色々ありますが、命を助けるという意味ではなくてはならない施設だと思います。
日本以外にもオーストリア、ベルギー、チェコ、ハンガリー、ドイツ、インド、イタリア、フィリピン、韓国、スイス、パキスタン、アメリカなどの国も同じようなシステムで赤ちゃんポストが設けられています。
日本の場合現状としては2007年以来子どもの権利条約や児童福祉法との関係など法的問題について国も手付かずのままといった状態です。熊本は日本赤十字病院設立の発祥の地です。
西南戦争(1877年・明治10年)の時、敵味方の区別なく救護を行う赤十字の精神を発現する博愛社を熊本洋学校の有志が政府に願い出た事が起因しています。
熊本には誇るべき病院の歴史があり、その歴史を引き継いで慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」もいのちの大切さを重んじてつくられた施設だと思います。
熊本県熊本市の慈恵病院は2006年12月15日に「こうのとりのゆりかご」の設置申請を熊本市に提出。翌2007年4月5日に市はこの申請を許可し、5月1日に完成。5月10日正午から運用を開始した。同時に慈恵病院は予期せぬ妊娠や赤ちゃんの将来のことを電話やメールで相談する窓口「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」の運用を開始した。

慈恵病院の活動をみんなで応援しましょう。