1945年(昭和20年)のこの日、アメリカ軍の沖縄本島上陸によって4月1日に本格的に開始された太平洋戦争の沖縄戦が終結した。
沖縄守備隊による80日余の激戦の末、この日6月23日に守備隊の司令官・牛島満(うしじま みつる)大将らが自決して日本軍の組織的戦闘は終わった。住民を中心におよそ20万人もの犠牲者を出した。
沖縄戦終結のこの日を沖縄県が「慰霊の日」と決め、1961年(昭和36年)にアメリカ施政下で「住民の祝祭日」に制定した。1972年(昭和47年)の本土復帰後は日本の法律が適用となり、休日としての法的根拠を失ったが、1991年(平成3年)に沖縄県の条例で休日と定め、再び休日となった。
毎年、この日には糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行なわれる。沖縄戦犠牲者の遺族やその子孫などが集まり、式典中の正午には黙祷が捧げられる。また、この日は沖縄県平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館が入場無料となる。
関連する記念日として、降伏文書への調印が行われ、沖縄戦が公式に終結した日に由来して、9月7日は「沖縄市民平和の日」、アメリカの統治下にあった沖縄が日本に復帰した日に由来して、5月15日は「沖縄本土復帰記念日」となっている。
リンク:沖縄県、Wikipedia

平和記念公園
今日の毎日新聞 余禄には・・
1945年の4月、米軍が上陸した沖縄の日本軍は軍内に配布した会報でこう命じた。「沖縄語ヲ以(もっ)テ談話シアル者ハ間(かん)諜(ちょう)トミナシ処分ス」。地元の言葉で話す人々はスパイとみなして処断するというのである▲実際に各地で軍によりスパイと疑われた民間人殺害が続発した。先の軍令に先立ち、大陸や南洋から転用された軍の部隊は沖縄の住民に外地と同じような不信を抱いていたという。「防諜ニ厳ニ注意スヘシ」は軍司令官の訓示だった▲本土と文化を異にする住民への軍の猜疑心(さいぎしん)が、老若男女を巻き込んだ凄絶(せいぜつ)な戦禍をさらに陰惨なものにした沖縄戦だった。そんな歴史に刻まれた記憶の傷をうずかせる新たな法律の成立を耳にする中で迎えた76年後の慰霊の日である▲基地や原発などの重要施設の周辺の土地利用を調査・規制できる重要土地利用規制法である。施設の周囲1キロ圏内や離島を「注視区域」などにできるこの法律が、広大な米軍基地を抱える沖縄に大きな影響を与えるのは避けられまい▲嘉手納町は全域が規制対象になるし、普天間飛行場周辺の住民は10万人に近い。複数の基地の1キロ圏が重なり合う地域もある。それなのに規制や調査の規定はあいまいで、住民が広範な監視の対象になると心配されるのも無理はない▲「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ」は、沖縄戦での老若男女の献身をたたえ、後世特段の「高配」を本土に求めた海軍司令官の決別電だ。「高配」がこれか、とのため息がどこからか聞こえてきそうな慰霊の日である。
高配・・・・他人を敬って、その心配りをいう語。
沖縄守備隊による80日余の激戦の末、この日6月23日に守備隊の司令官・牛島満(うしじま みつる)大将らが自決して日本軍の組織的戦闘は終わった。住民を中心におよそ20万人もの犠牲者を出した。
沖縄戦終結のこの日を沖縄県が「慰霊の日」と決め、1961年(昭和36年)にアメリカ施政下で「住民の祝祭日」に制定した。1972年(昭和47年)の本土復帰後は日本の法律が適用となり、休日としての法的根拠を失ったが、1991年(平成3年)に沖縄県の条例で休日と定め、再び休日となった。
毎年、この日には糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行なわれる。沖縄戦犠牲者の遺族やその子孫などが集まり、式典中の正午には黙祷が捧げられる。また、この日は沖縄県平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館が入場無料となる。
関連する記念日として、降伏文書への調印が行われ、沖縄戦が公式に終結した日に由来して、9月7日は「沖縄市民平和の日」、アメリカの統治下にあった沖縄が日本に復帰した日に由来して、5月15日は「沖縄本土復帰記念日」となっている。
リンク:沖縄県、Wikipedia

平和記念公園
今日の毎日新聞 余禄には・・
1945年の4月、米軍が上陸した沖縄の日本軍は軍内に配布した会報でこう命じた。「沖縄語ヲ以(もっ)テ談話シアル者ハ間(かん)諜(ちょう)トミナシ処分ス」。地元の言葉で話す人々はスパイとみなして処断するというのである▲実際に各地で軍によりスパイと疑われた民間人殺害が続発した。先の軍令に先立ち、大陸や南洋から転用された軍の部隊は沖縄の住民に外地と同じような不信を抱いていたという。「防諜ニ厳ニ注意スヘシ」は軍司令官の訓示だった▲本土と文化を異にする住民への軍の猜疑心(さいぎしん)が、老若男女を巻き込んだ凄絶(せいぜつ)な戦禍をさらに陰惨なものにした沖縄戦だった。そんな歴史に刻まれた記憶の傷をうずかせる新たな法律の成立を耳にする中で迎えた76年後の慰霊の日である▲基地や原発などの重要施設の周辺の土地利用を調査・規制できる重要土地利用規制法である。施設の周囲1キロ圏内や離島を「注視区域」などにできるこの法律が、広大な米軍基地を抱える沖縄に大きな影響を与えるのは避けられまい▲嘉手納町は全域が規制対象になるし、普天間飛行場周辺の住民は10万人に近い。複数の基地の1キロ圏が重なり合う地域もある。それなのに規制や調査の規定はあいまいで、住民が広範な監視の対象になると心配されるのも無理はない▲「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ」は、沖縄戦での老若男女の献身をたたえ、後世特段の「高配」を本土に求めた海軍司令官の決別電だ。「高配」がこれか、とのため息がどこからか聞こえてきそうな慰霊の日である。
高配・・・・他人を敬って、その心配りをいう語。