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Posted by おてもやん at
天草ジオパーク
概要
天草地域は、風光明媚な多島海と、ケスタ地形に現れる特徴的な地質・地形から成ります。1億年という時間の記録が刻まれ、化石などにみられる生命の不思議を感じることができる場所です。天草の自然豊かな島々の大地には5つのテーマに集約される大地のロマンがあります。
特徴
天草の島々にみられる5つの特徴を紹介します。「1億年の大地の記録」は、多種にわたる多様な地質。「豊富で多種多様な化石」は、主として白亜紀、古第三紀の多種多様な化石。「風光明媚な島の景観」は、地質・地形がつくりだす島々と碧い海が織りなす絶景。「豊かな生態系」は、豊かな自然環境に育まれた生き物たち。「地下資源と『石』文化」は、陶石や石材に利用される地下資源と、人々の生活に根付く天草独自の石文化です。
天草ジオパーク「見どころ」MAPのジオサイトNo6椚島アンモナイト産地という項目があります。



椚島は「くぐしま」と読むそうです。
椚島は姫浦層群下の中でも最も豊富にアンモナイト化石を産出する場所として知られています。姫浦層群下部亜層部は約8500万年前の白亜紀の海の地層で、海岸に露出する黒色頁岩からはアンモナイトやイノセラムスなどの軟体動物またサメの歯などの魚類化石が産出します。
さらにこの地層からは、モササウルス類の歯化石や肉食恐竜の末節骨も産出しました。姫浦層群下部亜層群は下位の宮ノ原花こう閃緑岩を不整合で覆っています。
●黒色頁岩・・堆積した面に沿って薄く割れやすい性質を持った泥岩のこと
●モササウルス類・・白亜紀後期の海に生息していた爬虫類の仲間
●末接骨・・四肢動物の前肢・後肢を構成する短骨の一つ
●不整合・・上下に重なる二つの地層の堆積に大きな時間的隔たりがあり、互いに地層が不調和になっていること。この場合は無整合とも呼ばれる





椚島は天草・大矢野から龍ヶ岳方面へ266号線で樋島方面に向かいます。
龍ヶ岳中学校そばから樋島に入る途中に椚島があります。
椚島には小さな橋を渡りますが橋を渡ってすぐ右に海の方に降りていくと漁港がありその先が椚島アンモナイト産地の場所となっています。
入口に天草ジオパークの看板があります。


  


Posted by マー君 at 14:26Comments(0)地学