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Posted by おてもやん at





簡単で分かりやすい記事であるでもなぜかうなずける。

その島国は戦争を<野獣的な行為>として嫌う。<戦争で得られた名誉ほど不名誉なものはない>と考えている。トマス・モアの描いた『ユートピア』(1516年)である◆その平和国家が軍事力をもつ理由は二つあるという。<自分の国を守るため>と<友邦に侵入した敵軍を撃退するため>と。前者は個別的な、後者は集団的な自衛権にあたろう。苦難を救ってくれる友ならば、こちらも友の苦難に手を差し伸べる。普通の国の、普通の発想である◆政府の有識者会議が、集団的自衛権の行使を認めるよう求める報告書を安倍首相に提出した◆政府は必要最小限の行使に限定して認める提案に沿って憲法解釈を見直すべく、与党との調整に入る。異論も出るだろう。出ていい。政策とはいつの場合も、異論とがっぷり四つに組み合うなかで磨かれるものである◆江戸期の狂歌作者、元木網(もとのもくあみ)に一首がある。<あせ水を
ながしてならふ剣術のやくにもたたぬ御代(みよ)ぞめでたき>。平和のおかげで現在の繁栄を築き、「御世ぞめでたき」の心が骨の髄まで徹した国だからこそ、胸を張って新たな汗水をながすことができる。
2014,5,16  読売新聞  [編集手帳]  


Posted by マー君 at 06:51Comments(0)記事