2014年02月15日

神社のルーツ

週刊日本の神社から  日本の神道文化研究会主宰 三橋 健さんの記事

そもそも神社とは、いつから、どのような形で始まったのか?神話と考古学の両方の視点から読み解く。

■創建年代は不詳?
日本全土には数えきれないほど多くの神社があり、それぞれにルーツを異にしている。地域の氏神神社の由緒書には「創建年代は不詳」と記すものが少なくない。この事実は、多くの神社のルーツは、わからないほど古いことを物語っている。
わが国の神社で最古と言われる奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)は、今も本殿がなく、拝殿から三輪山(みわやま)を礼拝するという古い形を残している。「古事記」によれば、国づくりに苦慮していた出雲の大国主神の前に、海面を光り輝かして近づいてくる神が現われ、「私を大和国の東の御諸山(みもろやま)の上に祭るなら、国作りをたすけよう」といったので、大国主神は、その神を祭り、国づくりを完成させたとある。御諸山は大神神社の大物主神(おおものぬしがみ)の国づくりの時代にまでさかのぼることになる。
一方、考古学の観点からすれば、大神神社がある三輪山の麓には、26カ所の祭祀遺跡が確認されており、なかでも拝殿奥の禁足地の周辺、大宮川の北岸、三輪山山中の山ノ神遺跡などから銅製の鏡、水晶製の勾玉(まがたま)、須恵器などが出土しており、これらの史料から、すでに4世紀には三輪山を神として礼拝していたことが推定されている。なかでも最も古い山ノ神遺跡は、巨岩を中心とした磐座祭祀(いわくらさいし)が行われていたとされる。このように神の鎮まる聖なる山(神奈備・かんなび・身体山・しんたいざん)、神の御座所である岩石(磐座・いわくら)、あるいは神聖な河川などを祭る場所、そこに神社のルーツがあり、それは4世紀(古墳時代前期)のことである。

神社のルーツ

大鳥居から眺める大神神社の神体山・(三輪山)


奈良に行ったときには是非寄ってみましょう。


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Posted by マー君 at 11:57│Comments(0)記事
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