2013年12月17日
ほっとする話

毎日、新聞を見てもうんざりする様な記事ばかりで、だんだん新聞も見たくない様な日々が続きます。そんな中、今日気持ちがほっとする記事が二つありました。一つはキャロライン・ケネディ大使の話、あと一つは孫文と宮崎滔天(みやざきとうてん)にまつわる話。
① 「オバマ氏本人に被爆地招請状を」 長崎、広島市長にケネディ大使
長崎市の田上富久市長と広島市の松井一実市長は16日、東京都内の在日米大使館を訪れ、キャロライン・ケネディ大使に来年の「原爆の日」の式典出席を要請し、前向きの回答を受けた。オバマ米大統領の被爆地訪問も求め、ケネディ氏はオバマ氏本人に招請状を送るように助言し、両市長は連名で招請状を送る方針を決めた。・・・・オバマ氏の被爆地訪問についても、ケネディ氏は「広島、長崎が大統領に直接『来ていただきたい』という要請文を出してはどうですか。必ず検討すると思う」と話したという。オバマ氏は来年4月のアジア歴訪で日本への訪問も予定している。
もう一つは熊本に関係する話です。
② 「中国人留学生が炭鉱跡を見学」 「中国人教師グループが小中学校訪問」ー、辛亥革命の主導者、孫文ゆかりの地、熊本県荒尾市では日中交流が日常的に続く。中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定、日中間の緊張が高まっているだけに。こうした地域の交流が妙に新鮮に映る。
同市はこの1年余、尖閣問題で揺れた。昨秋、孫文と地元出身の自由民権運動家宮崎滔天の交流を題材に中国・上海で予定していた企画展が延期になった。だが、最近になって共催の上海市と来年1月の開催で合意。上海市側から「(国家間の問題は)私らの交流に影響しない。やろう」との返事があったと言う。
一昨年の「辛亥革命100年」。荒尾市の日中交流の歴史は1世紀を迎えた。尖閣問題をめぐる両国の微妙な関係は続くが、地域住民の草の根交流は揺るぎない。むしろ、日中間の問題解決の力になるかもしれない。
何かしら「ほっと」するような話です。
Posted by マー君 at 11:18│Comments(0)
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