「先生と呼ばれる(言われる)ほどの馬鹿(ばか)でなし」との言葉がある。相手が「先生」と呼ぶ時は必ずしも尊敬しているわけではない、との戒めだ。すでに作家、太宰治の戦前の作品に「いやな言葉」だと評したくだりがある▲胸に議員バッジをつけ「センセイ」と呼ばれ続けると、実際にかん違いしてしまう人がいるらしい。大阪府議会はこのほど議員同士で「先生」と呼ばないことを確認し、府職員にも使わないよう求めた。議員は同僚や職員と上下関係にないことを意識づけるためだという▲府の幹部らにとって、「先生」はとりあえず無難に話しかけられる便利な呼称でもあっただろう。とはいえ「議員とは何か」を改めて考えることは、無意味な試みではあるまい▲国会にもかつて「先生」呼称の見直し論が一部にあったが、立ち消えとなった。議員会館はいまも配車の際に「○○先生」とアナウンスしている▲折しも、国会の諸先生の行動に驚くことが多い昨今である。当選して一度も国会に来なかったり、都合が悪くなると記憶を失い閣僚を更迭されたり、醜聞で所属政党を離党しても議席に居座ったり……。先生どころか、非常識といいたくなる▲支給のあり方が問題化した文書通信交通滞在費も「調査研究広報滞在費」に衣替えし、しっかりと存続している。使途公開の義務化など肝心の改革はいったい、どうなるのだろう。このままでは「センセイ」があざけりの呼称になりはしないか。そんな不安を抱いてしまう、立法府の緩みだ。
毎日新聞余禄 2022/10/29(金)

世の中好い人達ばかりではありません
いい人も悪い人もいるんですがわが身を削る事にはこの人達はほとんどが反対、国民が望んでいる方向には寄り添わない利権がらみの金の亡者ばかりです。それも投票した人たちの責任です。何か良い方法はありませんか?


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Posted by マー君 at 09:32│Comments(0)世の中
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