反戦歌を口ずさむことが増えた。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースに日々接するうちに。米国のフォーク歌手ピート・シーガーの曲「腰まで泥まみれ」は、隊長に率いられ川を歩いて渡ろうとする部隊の話だ▼川は思ったよりも深く、体が泥水につかる。危険だから引き返そう、こんな重装備では溺れてしまうという声が出ても隊長は耳を貸さない。〈僕らは首まで泥まみれ だが隊長は言った「進め!」〉(中川五郎訳)。ベトナム戦争の頃の歌だ▼隊長はプーチン大統領そのものである。浅い川のごとく簡単に渡れると思って戦争を始めたかもしれないが、長期化の一途を辿(たど)る。このままではいつ誰が軍隊に招集されてもおかしくない。国境には逃れる人たちの列ができた▼なぜ国内で抗議行動をしないのか。そんな問いにロシアのジャーナリストが米紙で答えていた。「実際は多くの人々が抗議し、拘束されている。独裁国家で暮らした経験のない人には想像もできない勇気のいる行為だ」。戦争反対のひとことが言えない社会がある▼ロシアでもウクライナでも、戦争が親しい人たちを引き裂いている。ピーター、ポール&マリーが「悲惨な戦争」で歌ったのは、恋人を軍隊に取られる女性の悲しみだ。ジョニー、あなたと一緒にいたい。私も戦場に連れて行って。髪を結んで、男の服を着るから――▼ラブソングであるがゆえに強い叫びとなる。人間として家族として恋人として友人として、戦争を憎む。停戦はまだか。
朝日新聞天声人語 2022/09/30(金)

誰のための戦争なのか?
この人の為に世界は完全にお手上げ状態。
どうにかならないものでしょうか?




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Posted by マー君 at 09:14│Comments(0)記事
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