2020年12月25日

丑年にちなむ

[編集手帳]読売新聞2020・12・25
「互角」は「牛角・ごかく」と書いてもいい。多くの辞書が二つの表記を並列させている。ただし、歴史に先に登場したのは後者のほうらしい◆なぜ牛なのか。この動物の2本の角は長さ太さがほぼ同じで左右対称に見える。そのさまが〈互いに力量に優劣のないこと〉(広辞苑)の意に転じたという。補足すれば、角を突き合わせて対等の勝負をするから「牛角」なのではない。さらに翻(ひるがえ)って、調和を示すものではないかと思えぬこともない◆来年の干支に、調和とはほど遠かった今年の国際社会を浮かべる。世界が一丸となって感染症と闘うべき時に、米国と中国が角を突き合わせた◆トランプ大統領による世界保健機構(WHO)からの脱退表明は衝撃だった。かといって、ウイルスへの初期対応を誤った中国への遠慮がWHOに見えたのも事実である。権威の陰るその機関が年明け、感染の原因究明のため、改めて武漢に調査団を送り込むという◆公正な調査を記念しつつ、最近気が付いた言葉の不思議を記しておく。牛の角は英語で「cow horn カウ ホーン」。中ほどに地球市民の健康を支えてほしい国際機関の名がある。

久々の編集手帳朝からいい勉強をさせていただきました。
丑年にちなむ
2021年がいい年でありますように!


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Posted by マー君 at 09:37│Comments(0)日記記事
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