2022年05月10日
ロシアの戦勝記念日に思う事
劇作家で小説家、エッセーや社会評論も手がけた井上ひさしさんは、誤字の大家を自称していた。記憶する限りを著書『巷談辞典』(河出文庫)に書き留めている◆時世にあったものを、三つばかり引かせていただく。無規道な行い(無軌道な行い)。毎日の苦らし(毎日の暮らし)。全題未聞(前代未聞)。戦勝記念日にプーチン露大統領が演説する姿をテレビで見ていて、誤字などと言えるかと思った◆国際社会の規則や規範を無視した軍事大国の無規道な行いが、民主主義を脅かしている。ウクライナの人たちの暮らしは、砲弾に狙われる地獄の苦らしに変わった◆プーチン氏の主張は特に新しいものではなかった。「正義のために戦っている。ナチスに国土を脅かされる前に先手を打った。第3次世界大戦が起こらないように、ナチスの亡霊がまた現れることがないように」と 黙祷 を呼びかけた。相変わらずの全題未聞である。虚言を並べ立て侵攻を正当化した◆第3次大戦に言及したのはウクライナ支援国への脅しだろうか。真意はともかく、一人の愚かな為政者のために“大惨事”はすでに始まっている。
読売新聞 編集手帳 2022/05/10
※昨日、戦勝記念日でのプーチン大統領の演説は納得出来る内容のものではなかった。
情報操作が必然的にまかり通る国の中で真実がたち消されています。
早くロシアの人たちがその事に気付いてほしい。

精選版 日本国語大辞典「前代未聞」の解説
ぜんだい‐みもん【前代未聞】
〘名〙 (「せんだいみもん」とも) これまでに、まだ一度も耳にしたことがないような変わった珍しいこと。前代。先代未聞。
読売新聞 編集手帳 2022/05/10
※昨日、戦勝記念日でのプーチン大統領の演説は納得出来る内容のものではなかった。
情報操作が必然的にまかり通る国の中で真実がたち消されています。
早くロシアの人たちがその事に気付いてほしい。

精選版 日本国語大辞典「前代未聞」の解説
ぜんだい‐みもん【前代未聞】
〘名〙 (「せんだいみもん」とも) これまでに、まだ一度も耳にしたことがないような変わった珍しいこと。前代。先代未聞。