2020年12月23日
そろそろ化けの皮が外れたか

〝ガースーです〟発言の後、5人以上の会食問題・・国民には寄り添っていない姿が暴露
今年9月16日に第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉首相。
わずか3ヶ月で支持率は急降下。
経済一辺倒でGoToトラベルにのめり込み新型コロナの感染が急上昇で広がった。
医療も崩壊寸前までに追い込まれた。
支持率低下の報道があるまではかたくなに持論を見直そうとはしなかった。
まわりは何も言わなかったのか?
言えなかったのか?
就任直後〝言う事を聞かない官僚は外す〟という発言をしている。
これではだれもモノが言えないだろう。

「マイ フレンズ」。国民にそう呼びかけたF・ルーズベルト米大統領のラジオトークが行われたのは就任8日後である。米国は銀行の信用不安のさなかで、まさに金融制度崩壊の瀬戸際での大統領談話だった▲大統領は銀行の仕組みから分かりやすく説明し、国民に金融システムへの信頼を訴えた。とりわけ国民の心をつかんだのは、その落ち着いて温かみがある声、自信に満ちた力強い語調であった。その後続く「炉辺(ろへん)談話」の初回である▲この故事を振り返ったのも、菅義偉(すが・よしひで)首相が就任した折、ルーズベルトにちなんで「最初の100日」への期待を小欄に記したからだ。就任後100日でニューディール政策を法制化した大統領のような危機克服の指導力を求めたのだ▲その100日があすで終わる今、残念ながら国民はコロナ禍による医療の危機におびえる年末年始を迎えることになってしまった。世論調査の示すその内閣への支持率もわずか3カ月で大幅にダウンし、国民の信頼も得られていない▲予測の難しいコロナ危機への対応に神ならぬ人間の失敗はつきものである。だが、そうだからこそ政治指導者に必要なのが国民とのコミュニケーションと、リスク認識の共有ではなかったか。「炉辺談話」の故事の示すところである▲国民を安心させる声や語調まで求めはしない。だが国民多数と医療者の危機意識に少しでも寄り添い、自分の考えを自分の言葉で伝える誠実さがあれば、こうまで惨憺(さんたん)たる100日にならなかったろう。
毎日新聞2020年12月23日余禄
「炉辺談話」
アメリカ合衆国のF.D.ローズベルト大統領が1930年代にニューディール政策の実施にあたり,世論の支持を得るために全国的なラジオ放送網を通して行った政策説明。大統領就任8日後の1933年3月12日に初めて行われた。国民が〈炉辺fireside〉で直接大統領の談話を聞けるように意図したもので,ローズベルトの重要な政治手段の新機軸の一つであり,彼のよく響く声と雄弁の才がものをいって,世論操作の点できわめて効果的であった。
Posted by マー君 at 09:57│Comments(0)
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