2020年12月16日
菅政権と裸の王様
昨日の毎日新聞余禄の記事。
菅政権の今の姿をそのまま映し出したようなコラムの内容になっている。
前政権には今井直哉という首相補佐官の腹心が存在していたが菅政権には首相に軌道修正を進言する側近がいないと言われている。
もっとも、首相は政権の政策に反対する官僚は移動してもらうと公言していた。
菅首相は元から誰も何も言えない独裁政権を作り出そうとしていたのである。
GoToの今の現状は菅政権の政治手法が作り出した痛ましい状況である。
今後もこの人に政治を任す事が出来ますか?

子どもが「王様は裸」とばらしてしまうアンデルセンの「皇帝の新しい服(裸の王様)」だが、さて結末はどうだったか。大人たちもやっぱり裸だと叫び出すと、王様にもみんなの言う通りのように思えてくる▲だが考えついたのは、「今さらパレードをやめるわけにはいかない」だった。王様はなおさらもったいぶって歩き、侍従たちはありもしない裳裾(もすそ)をささげて進んでいった――王様とその側近たちだけはフィクションを演じ続けたのだ▲「今さらやめられない」。最近もどこからかそんな声が聞こえたような気がする。というのも、コロナ感染拡大が止まらず医療崩壊の危機が迫る中、GoToトラベルへの菅義偉(すが・よしひで)首相の異様なまでの固執が人々を不安にさせたからだ▲小紙の世論調査によれば、内閣支持率が40%にまで落ち、49%に跳ね上がった不支持率と逆転した菅政権である。とくにそのコロナ対策への不満は大きく、GoToの中止を求める向きは67%にのぼったから問題の所在は明白だろう▲思えば人の移動と感染の関係を否定し、「GoToが悪者になった」と嘆いていた菅首相だ。感染症の専門家はもちろん、医療現場の苦境を心配する国民も、この期(ご)に及んで危機感の衣をまとわぬ「裸の王様」にあぜんとさせられた▲さすがにきのう、年末年始のGoTo全国一斉停止を表明した首相だが、感染抑止のためならば、なぜ直ちに踏み切らないのか。自分が裸と分かった後にも、なおもったいぶるのは人のさがなのだろうか。
毎日新聞・余禄・2020・12・15
菅政権の今の姿をそのまま映し出したようなコラムの内容になっている。
前政権には今井直哉という首相補佐官の腹心が存在していたが菅政権には首相に軌道修正を進言する側近がいないと言われている。
もっとも、首相は政権の政策に反対する官僚は移動してもらうと公言していた。
菅首相は元から誰も何も言えない独裁政権を作り出そうとしていたのである。
GoToの今の現状は菅政権の政治手法が作り出した痛ましい状況である。
今後もこの人に政治を任す事が出来ますか?

子どもが「王様は裸」とばらしてしまうアンデルセンの「皇帝の新しい服(裸の王様)」だが、さて結末はどうだったか。大人たちもやっぱり裸だと叫び出すと、王様にもみんなの言う通りのように思えてくる▲だが考えついたのは、「今さらパレードをやめるわけにはいかない」だった。王様はなおさらもったいぶって歩き、侍従たちはありもしない裳裾(もすそ)をささげて進んでいった――王様とその側近たちだけはフィクションを演じ続けたのだ▲「今さらやめられない」。最近もどこからかそんな声が聞こえたような気がする。というのも、コロナ感染拡大が止まらず医療崩壊の危機が迫る中、GoToトラベルへの菅義偉(すが・よしひで)首相の異様なまでの固執が人々を不安にさせたからだ▲小紙の世論調査によれば、内閣支持率が40%にまで落ち、49%に跳ね上がった不支持率と逆転した菅政権である。とくにそのコロナ対策への不満は大きく、GoToの中止を求める向きは67%にのぼったから問題の所在は明白だろう▲思えば人の移動と感染の関係を否定し、「GoToが悪者になった」と嘆いていた菅首相だ。感染症の専門家はもちろん、医療現場の苦境を心配する国民も、この期(ご)に及んで危機感の衣をまとわぬ「裸の王様」にあぜんとさせられた▲さすがにきのう、年末年始のGoTo全国一斉停止を表明した首相だが、感染抑止のためならば、なぜ直ちに踏み切らないのか。自分が裸と分かった後にも、なおもったいぶるのは人のさがなのだろうか。
毎日新聞・余禄・2020・12・15
Posted by マー君 at 09:59│Comments(0)
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