2019年11月28日

「旦那」の語源・由来

昨日の雑学ネタ帳に大変勉強になる記事がありましたので紹介します。
「旦那」の語源・由来

妻が夫のことを誰かに話す時、「うちの旦那はいつも…」と「旦那」という言葉を使う。なぜ「夫」のことを「旦那」と呼ぶのか。
「旦那」という言葉は、仏教の発祥の地である古代インドのサンスクリット語に由来する。サンスクリット語で「施し・布施」を意味する「ダーナ(dāna)」、または「施す・与える」という意味の「ダーナ(dānam)」がその語源とされる。
古代インドの僧侶は生活の全てを修行にささげるという習わしがあった。自分たちで生活物資の用意ができない僧侶の代わりに、出家をしていない人々が衣服や食べ物を分け与えた。この「施し」を「ダーナ(dāna)」といい、ダーナによって僧侶の生活は支えられていた。
ダーナ(施し)は、自分たちに代わって毎日厳しい修行を行う僧侶への感謝の気持ちを表したものである。見返りを求めず、自らの衣服や食べ物を与えるダーナは、仏教に込められた精神である。
そして、「ダーナ」という言葉が中国や日本に伝わると、「檀那(旦那)」という漢字が当てられ、その意味も「施すこと」から「布施をする人」に変わっていった。その後、江戸時代の寺請(てらうけ)制度がきっかけとなり、「夫」が「旦那」と呼ばれるようになった。
寺請制度とは、当時キリシタンを弾圧していた江戸幕府が、宗教統制の一環として始めた政策のことである。寺院の住職が一般の人々の戸籍などを管理し、キリシタンではないことを保証した。代わりにその家の家長は寺にお布施を払い、葬式や盆などの法事を依頼することを義務付けた。
この家長は寺から見たら「旦那」であり、この寺請制度により一家の父親が「旦那」となった。もともと仏教に由来して、お金や施しを与えてくれる「旦那」という言葉は、仏教を離れた場面でも使われるようになった。
例えば、雇われて家事などをする奉公人が自分の主人を呼ぶ時に、「うちの旦那さんはよく面倒を見てくれる」などの使われ方がされた。奉公人からすれば、主人は面倒を見てくれ、お金をくれる「旦那」である。また、物を売る商売人から見ると、買い物をして、お金をくれる客も「旦那」である。
これらと同じように、家族の中でもお金を家に持ってくる家長(主人)を「旦那」と呼ぶようになった。つまり、「旦那」という言葉は、「施し・布施」という意味のサンスクリット語「ダーナ(dāna)」を語源とし、「物やお金をくれる人」という意味に由来して「夫」のことを指すようになった。

雑学ネタ帳、2019・11・27、トップページより


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Posted by マー君 at 06:47│Comments(0)日記記事
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