2019年01月30日

あびき

NHKの気象番組を見ていたら「あびき」という言葉が出てきました。
あまり聞き慣れない言葉なので以前調べたことがあるのは頭の中に残っています。
でもあやふやな記憶なので調べてみることにしました。
あびきとは・・・
あびきとは長崎湾で発生する副振動のことをいい、30~40分周期で海面が上下振動します。過去には大きなあびきで係留していた船舶の流失や低地での浸水被害が発生しています。 あびきの語源は早い流れのため魚網が流される「網引き」に由来すると言われています。現在は長崎に限らず、九州西方で発生する同様な現象に対して広く用いられるようになっています。
副振動とは数十分周期の港湾の振動で、長方形の容器に水を入れ、一方の端を持ち上げて少し傾けてから元に戻すとしばらく水全体が左右に振動するのと同じ現象です。

あびきの発生原因
あびき
あびき
あびき

あびきは東シナ海大陸棚上で発生した気象現象の擾乱(じょうらん)による気圧の急変が原因とされています。これによって発生した海洋長波が海底地形などの影響を受けて増幅していきます。湾内に入った海洋長波は共鳴現象などの影響を受けてさらに増幅し、湾奥では数メートルの上下振動になることがあります。
Hibiya and Kajiura (1982)による数値シミュレーションから、1979年(昭和54年)3月31日に発生した過去最大のあびきは、東シナ海をほぼ東向きに約110km/hで進行した振幅約3hPaの気圧波によっておこされたことがわかっています。

●擾乱
地球の大気圏では自転などの影響で常に対流が起こっている。その中でも、普通の動きとは違い、時間とともに刻々と変化する比較的小さな乱れが常に発生している。このように大気が乱れる現象を気象学では擾乱(じょうらん、disturbance)と呼んでいる。気象学における擾乱であることを明確にするため、気象擾乱と呼ぶこともある。
●ヘクトパスカル(hPa)とは気圧の単位。むかし日本では「ミリバール(mbar)」といっていたのだけれど、1992年から国際標準に合わせてヘクトパスカルを使うようになった。
気圧とは大気の圧力で、気圧の変化は天気に影響する。
よく台風のニュースで、中心気圧は900ヘクトパスカルなどと言っていますがこれは台風の中心付近の気圧を表していて、この数字が低いほど台風の勢いが強くなります。
1ヘクトパスカルは100パスカル。
ヘクトは100倍という意味で、パスカルというのは圧力の単位。圧力の法則を考えだしたフランスの科学者・パスカルからとったものだ。

あびき
「あびき(100cm以上)」が発生した時の天気概況は、九州の南海上を低気圧が通過した場合が最も多く、
次に九州の南海上に前線が停滞していた場合となっています。






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Posted by マー君 at 09:33│Comments(0)気象
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