2017年05月18日
南方熊楠

今日は何の日?
名前は聞いた事はあるとは思いますが、どちらかと言えば日本より外国の方で有名な人かもしれません。
この方の研究された数多くの文献の中にはいまだ手付かずのものもあるそうです。

南方 熊楠 (みなかた くまぐす)
1867年4月15日(旧暦)~1941年12月29日
南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学の巨星。東京大学予備門中退後、19歳から約14年間、アメリカ、イギリスなどへ海外遊学。さまざまな言語の文献を使いこなし、国内外で多くの論文を発表した。研究の対象は、粘菌をはじめとした生物学のほか人文科学等多方面にわたり、民俗学の分野では柳田国男と並ぶ重要な役割を果たした。生涯、在野の学者に徹し、地域の自然保護にも力を注いだエコロジストの先駆けとしても注目されている。
「知の巨人」「博物学の巨星」と呼ばれる学者南方熊楠(みなかたくまぐす)。きょうは生誕150年に当たる。どんな人物か。故郷・和歌山県のホームページには、18カ国の言語を操り、14年間にわたって海外を放浪。博物学や民俗学、植物学では近代日本の先駆的存在…
►栴檀(せんだん)は双葉より芳し。幼いころから書物に没頭し、7歳で当時の国語辞典「節用集」などを書き写した。旧制中学時代には当時の百科事典「和漢三才図会(ずえ)」105冊の抄写を完成させた
►19歳で渡米。各地で植物を採集して回り、英国では大英博物館所蔵の書物を読みあさった。その博学ぶりから同館の正規職員に誘われたが、自由を求めて断ったという
►帰国後も多くの論文を発表。中でも粘菌の研究は国際的に高い評価を受け、粘菌に関心があった昭和天皇の和歌山訪問の際に進講した。何の肩書もない私人が天皇に講義するのは極めて異例。熊楠の名声は高まったが、生涯、在野の研究者を貫いた
▼一方、裸で野山を駆け回るなど奇行でも知られ、学校の成績も芳しくなかった。大学予備門(現東京大学)に入学したが、試験に落第して中退。その才は当時の教育の器には収まらなかったか
►文部科学省が大学入試の新しい共通テストの原案を公表した。知識偏重を改めるというが、現行のセンター試験との違いがはっきりしない。共通テストからこぼれる熊楠のような異才を育てる大学もあってほしい。
=2017/05/18付 西日本新聞朝刊=

昭和天皇に講義をされた人なんてあまり居ないと思いますが・・。
Posted by マー君 at 11:53│Comments(0)
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