2016年12月30日

本末転倒

本末転倒
年の瀬にどう考える?・・・今の日本

『本末転倒・ほんまつてんとう』・・【意味】根本になる大切なことと、末節のつまらないことを取り違えて、反対に扱うこと。四字熟語


西日本新聞 【春秋】 2016・12・30
「もはや日本政府は連盟と協力する努力の限界に達した」。1933年2月の国際連盟総会。日本全権の松岡洋右はそう言って席を立った。満州事変は日本の侵略行為とする「リットン報告書」が採択されたからだ►日本政府は翌月、国際連盟脱退を通告。世界で孤立を深め、日中戦争、太平洋戦争への道を突き進むことになる。多大な犠牲を払って日本が国際社会に復帰するまでに23年の時を要した►1956年12月の国際連合総会で、日本は80番目の国連加盟国となった。それからちょうど60年。日本は平和を希求し国際協調に努力してきたはずだ。その理念から外れてはいないか►国連安保理で、日本は南スーダンへの武器輸出を禁じる制裁決議案の採決を棄権した。制裁で南スーダン政府と国連との対立が深まれば、かえって情勢は緊迫すると判断したという。核兵器廃絶を目指す「核兵器禁止条約」でも、日本は国連総会で反対票を投じた。核保有国と非保有国の対立を招くとの理由だ►本音はどうか。反対を押し切って「駆け付け警護」の任務を与えて南スーダンに派遣した自衛隊に何かあっては困るから、戦争被爆国でありながら米国の「核の傘」に守られているから►単純な話ではないのは分かる。それでも、核や武器をなくすことが平和に続く道だと信じたい。本末転倒を重ねれば、日本が60年間努力して築いた平和国家の看板まで疑われよう。


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Posted by マー君 at 17:56│Comments(0)記事
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