2016年09月16日

人の生き方について

壁に貼った写真の中で、夫がほほ笑んでいる。デイサービスで撮ってもらった写真だ。25年6か月の間寝たきりだった夫を、7月2日にみとった。75歳と3日だった。
1991年に交通事故に遭って障害を負った。5年間入院した後、夫の希望で退院し、自宅で介護した。入院中は大声を出すなど周囲を困らせ、私に「暴れん坊将軍」と呼ばれていたが、自宅に帰ると穏やかになり、目つきも優しくなった。
私がパートの仕事から帰って「ただいま」と言うと、「おかえり」とほほ笑んだ。一緒に落語や時代劇のテレビを見て笑った。ヒゲそりを嫌がるのには苦労した。デイサービスや訪問看護の方々に支えられ、1日1日を過ごしてきた。
周囲から「大変だったね」と言われるが、一緒にいる時間は幸せだったと今思う。支えられていたのは私の方だった。いつかまた会える日まで、笑顔ですごそう。ありがとう。
2016・9・15 読売新聞 【くらし】 私の日記から 山口県宇部市 パート 兼森威子 73歳

人の生き方について

この記事の見出しは「夫を自宅介護 幸せだった20年」入院生活と自宅での介護生活を合わせると25年です。25年旦那さんの看病をやり切った。文章からは世話をする事への辛さや嫌悪感は感じません。多分辛いこともあったろうし、泣きたくなることもあったと思いますが、そんな負の一面を感じさせない愛情に満ち溢れた人柄を感じます。本当に旦那さんと一緒にいることが生きがいであり楽しかったのでしょうね。なかなか真似できるものではありません。25年という気の遠くなるような日々を、寝たきりの旦那さんと共に過ごした兼森威子・たけこさん優しく気丈な人柄を感じます。何かほのぼのさせられる投稿です・・ありがとう。


人の生き方について
「平成28年熊本地震」震度1以上の地震回数
4/14ー4/30 (回数)1093 (累計)1093
5/1 -5/31      520     1613
6/1 -6/30      214     1827
7/1 -7/31      114     1941
8/1 -8/31      109     2050
9/1             5     2055
9/2             2     2057 
9/3             4     2061
9/4             5     2066
9/5             2     2068
9/6             2     2070
9/7             7     2077
9/8             4     2081
9/9             0     2081
9/10            1     2082
9/11            2     2084
9/12            3     2087
9/13            6     2093
9/14            2     2095
9/15            2     2097



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Posted by マー君 at 14:52│Comments(0)記事
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