子育て世代を離れ、教育費には随分疎い年代になったので、学校に通う子供たちを持つ親の気持ちは紙面を見て納得させられる様に思います。団塊の世代が後期高齢者へとなりつつある今日、この問題もあまり注視されずに済まされてしまいそうな気がします。日本の公的支出に占める子育て支援費や教育費の割合がOECD諸国中、韓国に次いで最低レベルというのは皆さん知っていますか。
目を向けましょう・・・
子供の未来のために。

こうなればいいな。
西日本新聞 【デスク日記】 2016・3・18
進学の季節、小中高校などそれぞれのステージに進む子供たちは期待に胸を膨らませていることだろう。その姿に保護者も目を細めている。と言いたいところだが、そう簡単な話でもない。制服と体操服に8万5千円、教科書や辞書に3万2千円・・・。県立高校に進学する次男が入学前に購入しなければならなかった「必要経費」だ。今後は学費に加え、海外への修学旅行の積立金などが上乗せされる。その出費にはため息しか出ない。文部科学省の調査(2014年度)によると、給食費や教材費をはじめ、筆記用具やクラブ活動、PTA会費など学校生活にかかる費用は公立小学校で年間平均10万2千円、公立中学は同16万7千円、公立高校も同24万3千円。公立でもこれだけ掛かる。
教育は憲法に定められた国民の三大義務の一つなのだから、せめて義務教育だけでも「完全無償化」にしてほしいと切に願う。 (東伸一郎)
目を向けましょう・・・
子供の未来のために。

こうなればいいな。
西日本新聞 【デスク日記】 2016・3・18
進学の季節、小中高校などそれぞれのステージに進む子供たちは期待に胸を膨らませていることだろう。その姿に保護者も目を細めている。と言いたいところだが、そう簡単な話でもない。制服と体操服に8万5千円、教科書や辞書に3万2千円・・・。県立高校に進学する次男が入学前に購入しなければならなかった「必要経費」だ。今後は学費に加え、海外への修学旅行の積立金などが上乗せされる。その出費にはため息しか出ない。文部科学省の調査(2014年度)によると、給食費や教材費をはじめ、筆記用具やクラブ活動、PTA会費など学校生活にかかる費用は公立小学校で年間平均10万2千円、公立中学は同16万7千円、公立高校も同24万3千円。公立でもこれだけ掛かる。
教育は憲法に定められた国民の三大義務の一つなのだから、せめて義務教育だけでも「完全無償化」にしてほしいと切に願う。 (東伸一郎)