2019年02月27日
石牟礼道子ツアー第1回

石牟礼道子 誕生・1927年3月11日 死没・2018年2月10日(90歳没)
職業・小説家、詩人
熊本県天草郡河浦町(現・天草市)出身。水俣実務学校(現 熊本県立水俣高等学校)卒業後、代用教員、主婦を経て1958年谷川雁の「サークル村」に参加、詩歌を中心に文学活動を開始。1956年短歌研究五十首詠(後の短歌研究新人賞)に入選。
代表作『苦海浄土 わが水俣病』は、文明の病としての水俣病を鎮魂の文学として描き出した作品として絶賛された。同作で第1回大宅壮一ノンフィクション賞を与えられたが、受賞を辞退。
2/26(火)八代市立図書館で前山光則先生の文学講座がありました。
この講座は2/26・第1回「石牟礼道子の世界」、3/8・第2回「現地で学ぶ文学散歩」・・全2回で構成される日帰り旅行も組み込まれた毎年行われる図書館が企画するものです。
日帰り旅行の前に、前山先生が選らばれた作家の作品の紹介と簡単な説明があり、その後作家や作品ゆかりの地を訪ね歩くという企画になっています。
今回は五感で楽しむ、追悼・石牟礼道子ツアーです。
石牟礼道子さんは2月10日亡くなられました。
享年90歳。
この方のことは今まで何も知りませんでいた。
生まれが天草で育ちが水俣であること、パーキンソン病を患われていたことについてはこの方自身が水俣病の患者だと思っていました。
1970年代に熊本にやって来ましたが、熊本は水俣病にハンセン病、その頃はひどい所にやって来たなという想いが残っています。
今回、先生から戴いた資料は抜粋したものですが・・
『苦海浄土』第1部・第3章「ゆき女きき書き」(抜粋)、ゆのつるの記、石牟礼道子・短歌抄、短歌集『海と空のあいだに』のあとがき「あらあら覚え」から、石牟礼道子・俳句抄、石牟礼道子・略年譜、『葭の渚』抄録
何時ものように略年譜を上手く利用しながら石牟礼道子が水俣実務学校卒業後、代用教員、主婦を経て、1958年谷川雁の「サークル村」に参加、詩歌を中心に文学活動を開始されていった経緯を説明されて、作品『苦海浄土』の話では今回、川本(?)さんが見事な朗読を披露され、流れるような朗読には聞き入るばかりでした。
今回の講座の様子は昨日、NHK(クマロク)の番組でも取り上げられました。
●苦海浄土の意味を調べてみました。
筑豊の作家に「上野英進」という方が居られてこの方の勧めで『苦海浄土』という題名が名付けられたそうです。
その意味は仏教用語の「苦界」という言葉から、この世が苦しいものであることを海にたとえた語で「苦海」とも書き、水俣から流れる八代海・不知火海が、苦界=苦海だと捉えてと言う様な意味と、公害があるこの場所を浄土(清浄な世界)のようになればいいなという願いが込められたものだそうです。
生活習慣病重症化予防教室
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