
俳句の切れ字について川柳のところで少し学びましたが、俳句の中の『切れ』とか『切れ字』という言葉あまり耳にしたことがありません。俳句については季語とか五・七・五くらいしか頭には残っていなかったのでしょうね。世間の人は皆知っているんだろうか。
古池[や] 蛙飛びこむ水の音 芭蕉
有名な松尾芭蕉の句ですが、古池やの[や]が切れ字で[や]のところで切ることにより古池の情景を頭に思い浮かべてそして次の句の「蛙飛びこむ 水の音」に強く引き込まれ、句に大きな余韻も生まれる・・・意味は何とか理解が出来ました。
荒海や佐渡によこたふ天河
秋深き隣は何をする人ぞ ・・・芭蕉は死ぬ前二週間ねたきりだったらしい、寝たきりになる前の日の句なんですがこの句の切れ字は最後の[ぞ]なのかな、最後の言葉なので切る必要もないんだが強調の意味かな・・・まだまだ勉強不足。