2016年03月09日
中学校学習指導要領

万引きの誤記録がもとで、志望校への推薦が認められず、広島の男子中学生が昨年12月8日に自殺していたという事件、朝からテレビのニュースで何度も放映されました。世の中では昨日今日と、将来の夢を抱いた子供たちが、志望校で受験の真っ最中です。何と悲しくて、憤懣遣る方無い事件なんでしょう。
・・教育者は真の教育者たれ!
東京聖栄大の有村久春教授(生徒指導論)の話 2016・3・9 西日本新聞 社会面より・・
指導原則外れた行為
文部科学省の中学校学習指導要領は、生徒の良い点や進歩の状況、指導の過程と成果について積極的に評価するよう定めている。今回のように万引きの非行記録だけで生徒の進路を閉ざそうとすること自体が、教育の指導原則から外れた行為だ。基本に立ち返っていれば起きるはずのなかったミスで、学校は教育者としての配慮をあまりにも欠いている。
文部科学省 現行学習指導要領・生きる力
生きる力を育むために、子どもたちの未来のために。
現在の学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。 これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。 次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしい。そのような思いで、現在の学習指導要領を定めました。 「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。 子どもたちの未来のために。
Posted by マー君 at 10:34│Comments(0)
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