2021年08月26日

先が見えないデルタ株

天然痘(疱瘡(ほうそう))の流行がくり返された江戸時代、免疫のない子どもの感染が軽くすみ、後遺症も残らぬよう願う親たちの祈りは切実だった。だが種痘が普及するまで、神仏やまじないに頼るしかなかった昔だ▲疱瘡にかかった時は、部屋に赤い布をかけ、当の子どもはもちろん看護人もみな赤い着物を着たという。玩具も本も赤尽くしにしたのは、赤を好む疱瘡神を物に引きつけるためとも、逆に赤の呪(じゅ)力(りょく)により退散させるためともいわれた▲赤べこや鯛(たい)車(ぐるま)といった赤い玩具はその名残という。鍾(しょう)馗(き)や源為朝(みなもとのためとも)、金太郎などを赤い色で描いた「赤絵」も疱瘡よけの護符(ごふ)とされた。家の入り口に張った護符には、ずばり「子供不在」と大書して疱瘡神に帰ってもらうものもあった▲さて今日、子どもの感染者増が目立つ「第5波」のコロナ感染拡大である。従来のような家庭内感染に加え、保育園など施設でのクラスター発生も相次ぎ、休園する施設は1カ月前の4倍という。そしていよいよ学校の夏休み明けだ▲子どもが感染しても大半が無症状や軽症なのは前と変わらないが、感染者が増えれば重症例がいつ出てもおかしくないという。デルタ株の広がりで米国では1週間の子どもの新規感染者が12万人を超え、7件の死亡例があったそうだ▲専門家は子どもを守るには周囲の大人の免疫獲得が重要と訴え、保育士や教員、親へのワクチン接種を推奨する。もちろん学校などのクラスターから家庭を守るのにも必要な大人たちの免疫の護符である。
毎日新聞余禄2021/08/26
護符

※今の現状は過去に行ってきた対策が悪いから。
隙だらけの対策で人は救えません。



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Posted by マー君 at 08:53│Comments(0)つぶやき
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