2020年09月24日

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毎日新聞・余禄に面白い話がありましたので今日は気象庁の話を考えてみましょう。

「懸炭(けんたん)」とは、江戸時代の書物にある天気予報の仕掛けである。棒の片端に炭をつるし、もう片方に同じ重さの分銅(ふんどう)をつけて家の中にかけておく。雨が近いと湿気を吸った炭が重くなり、棒が傾いて分かるとか▲気象学者の根本順吉(ねもと・じゅんきち)が随筆で紹介していたが、このアイデア、中国では古くからあったという。すでに紀元前2世紀の書物に、湿気により炭が重くなる現象が記されている。炭のほかに湿気を吸う土も用いたバランス天気予報だった▲今はじゃまなてんびん棒を家につるさなくとも、天気予報は刻々とテレビやネットで分かる。台風12号は予想より東の海上を通るということで、気象庁のホームページ(HP)を開いたら「広告枠」という白いスペースが目についた▲気象庁のHPで広告の掲載を始めたところ、違法の恐れのあるものなど不適切な広告が相次いだという先日の報道だった。わずか1日で掲載中止して対策を検討することになり、異例の役所のHP広告はのっけから大きくつまずいた▲年間閲覧回数79億回という気象庁HPだが、その運用費用の一部をまかなうための広告掲載である。だが同庁の広告掲載基準と民間の広告運用システムの基準の違いが調整されぬまま、約100件もの不適切な広告が掲載されたのだ▲空白の広告枠はその結果で、そもそも防災に必須(ひっす)なHPに広告とは家の中のてんびん棒並みのじゃまとの批判もある。気象情報への信頼に便乗する怪しげな宣伝封じで問われる、気象庁のバランス感覚だ。

※適切な予算配分を。費用捻出のため役所がやる事なのか?

tenki.jptenki.jpとは、一般財団法人日本気象協会が運営している天気予報を提供するウェブサイト。全国各地の天気予報、地震情報や注意報・警報、桜の開花予想や紅葉情報等季節に応じた暮らしに役立つサービスを提供している。
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台風12号は関東の東から三陸沖に進む見込み。あす25日(金)にかけて大雨となる所がありそうです。一方、東シナ海には低気圧が発生し、今後日本付近に雨をもたらすでしょう。最高気温はきのう23日(水)より低い所が多く、九州や関東は肌寒いでしょう。近畿や東海、北陸は30度くらいまで上がる所もありそうです。




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Posted by マー君 at 08:57│Comments(0)つぶやき記事
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