2018年05月03日
是か非か
今日は憲法記念日。
今日の新聞は憲法についての記事が多い。
テレビの番組との違いを久々に感じる。
報道というものの新聞とテレビの扱い方の違いが改めて認識させられる。
今日のテレビの番組では「憲法記念日」にちなむものはほとんどない。
娯楽性から抜け出せないテレビと真面目に「憲法記念日」の紙面を増やして何かを主張する新聞を比べると、スポーツ紙と日刊紙ほどの違いがありそう。
人にはそれぞれの考え方があります。
憲法改正の話についてその本丸とされる9条改正の問題では世論調査では改正は必要ない46%、必要44%とここ2年間は賛否が拮抗状態です。
新聞に現行の憲法9条と自民党改憲条文案というものがありましたので抜き出してみました。
●現行憲法
9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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●自民党改憲条文案 (細田博之本部長が想定する案)
9条の2(新設) 前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。
② 自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
※憲法記念日の5月3日は、それまでの大日本帝国憲法が廃止され、日本国憲法が施行された日(1947年5月3日)。
日本国憲法では、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の3つを基本原理として掲げています。
●国民主権とは、それまでの天皇主権ではなく、国民一人一人に、国政のあり方を決定する権利があることを指しています。
●基本的人権の尊重とは、人種や性、身分によって差別されることなく、人間らしく生きることができる権利で、その権利は国や政府などによって侵されることがありません。
そして、
●平和主義では、戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を定めています。
このような権利は、今を生きる私達にとっては当然のことのように思えますが、それ以前の大日本帝国憲法では保障されていませんでした。
この憲法変える必要はありますか?
Posted by マー君 at 15:24│Comments(0)
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