2017年10月26日
日本初の言葉もそこに加わる。
今日の読売新聞【編集手帳】何度か読み返したのだが意味が通じない。
同新聞9面の「アインシュタインのメモ2億円」の記事でやっと解決した次第。
歳をとると何かに付け鈍くなるものですね。
だんだん阿保になってきているのだろうか?
米国のプリンストンと言う町に、数学の苦手な少女がいた。母親は少女がときどき、宿題を持って外出することに気づいた◆娘は隠すそぶりもなく言った。「数学の宿題が解けなくて困っていたとき、近所に偉い先生がいて、とても良い人だと聞いたの。それで家を訪ねて宿題を手伝ってもらえないかと頼んだら、とっても喜んでくれて」。アインシュタインだったという◆当地の学術研究機関に学んだ数学者の故・矢野健太郎さんが随筆で紹介していた。歴史上、最も偉大とされる物理学者は触れ合う人に幸せをふりまく特技があったらしい◆1922年、東京の帝国ホテルに滞在中に従業員に渡したメモである。「静かで質素な生活は不安に襲われながら成功を追及するより多くの喜びをもたらす」。エルサレムの競売でホテルの便箋2枚が2億円で落札されたという◆宇宙の壮大な成り立ちに数式の橋をかける頭脳のどこにそんな場所があったのか、ふしぎなほど身近な空間に温かな思慮を配っている。科学の域を超えたその人のハートフルな語録は今なお世界中で人気がある。日本初の言葉もそこに加わる。

9面の記事と同じような内容でメモのドイツ語を日本語に訳した部分が少し違いますがBBCニュースが分かりやすかったので写し取りました。
アインシュタインの「幸福論」、約2億円で落札 帝国ホテルでチップ代わりに 2017年10月25日 BBCニュース
ノーベル物理学賞を受賞した物理学者アルバート・アインシュタインが幸福な生活についての考えを書き記したメモ2枚が24日、エルサレムのオークションで合計約180万ドル(約2億500万円)で落札された。

アインシュタインは1922年に滞在していた東京の帝国ホテルで、ベルボーイにチップの代わりにメモを渡した際、運がよければこれは価値のあるものになると語ったという。
ドイツ出身のアインシュタインは科学の研究に一生をささげたが、メモでは、長年夢見た目標を達成することは必ずしも幸せを約束しないと述べている。
ホテルの部屋でベルボーイから届け物を受け取った際、アインシュタインはチップとして払えるお金を持っていなかった。
当時、講演のため日本を訪れていたアインシュタインはノーベル物理学賞の受賞を知ったばかり。チップの代わりにホテルの便せんにドイツ語の一文を書いてボーイに手渡した。メモには、「穏やかでつつましい生活は、成功を追求するせいで常に浮き足立っているよりも、より多くの幸福をもたらす」と書かれてあった。
同時に書かれた2枚目のメモには、「意思があれば道は開ける」と短く書かれている。
1枚目のメモは156万ドルで落札され、2枚目は24万ドルで落札された。
オークション会社によると、落札額は予想を大幅に上回ったという。メモ2枚のうちの1枚の落札者は欧州からだというが、身元は本人の希望で明らかにされていない。
出品したのは、アインシュタインからメモを受け取ったベルボーイのおいだとみられている。
「アインシュタインが残した名言」
●我々の問題は、問題を生み出した時と同じ考え方では解決できない。
●本当の知性のしるしは、知識ではなく想像力だ。
●我々はいまだに、自然が明らかにしてくれたことの1%の1000分の1さえ分かっていない。
●素敵な女の子を口説いているときは1時間が1秒のように感じる。真っ赤な燃えかすに座ったら1秒が1時間のように感じる。それが相対性だ。
矢野健太郎 (数学者)

矢野 健太郎(やの けんたろう、1912年(明治45年)3月1日 - 1993年(平成5年)12月25日)は、日本の数学者。東京工業大学名誉教授。専門は微分幾何学。従三位勲二等瑞宝章。数学教育、一般への啓蒙についても精力的に活動し、この方面に関する著作も多い。
彫刻家の子として東京に生まれた。市立東京二中、旧制東京高校、東京帝国大学理学部数学科を卒業後、同大学助教授、東京工業大学教授などを務めた。1950年(昭和25年) - 1952年(昭和27年)にはプリンストン高等研究所に赴任し、アインシュタインをはじめとする一流数学者の薫陶を受けた。
同新聞9面の「アインシュタインのメモ2億円」の記事でやっと解決した次第。
歳をとると何かに付け鈍くなるものですね。
だんだん阿保になってきているのだろうか?
米国のプリンストンと言う町に、数学の苦手な少女がいた。母親は少女がときどき、宿題を持って外出することに気づいた◆娘は隠すそぶりもなく言った。「数学の宿題が解けなくて困っていたとき、近所に偉い先生がいて、とても良い人だと聞いたの。それで家を訪ねて宿題を手伝ってもらえないかと頼んだら、とっても喜んでくれて」。アインシュタインだったという◆当地の学術研究機関に学んだ数学者の故・矢野健太郎さんが随筆で紹介していた。歴史上、最も偉大とされる物理学者は触れ合う人に幸せをふりまく特技があったらしい◆1922年、東京の帝国ホテルに滞在中に従業員に渡したメモである。「静かで質素な生活は不安に襲われながら成功を追及するより多くの喜びをもたらす」。エルサレムの競売でホテルの便箋2枚が2億円で落札されたという◆宇宙の壮大な成り立ちに数式の橋をかける頭脳のどこにそんな場所があったのか、ふしぎなほど身近な空間に温かな思慮を配っている。科学の域を超えたその人のハートフルな語録は今なお世界中で人気がある。日本初の言葉もそこに加わる。

9面の記事と同じような内容でメモのドイツ語を日本語に訳した部分が少し違いますがBBCニュースが分かりやすかったので写し取りました。
アインシュタインの「幸福論」、約2億円で落札 帝国ホテルでチップ代わりに 2017年10月25日 BBCニュース
ノーベル物理学賞を受賞した物理学者アルバート・アインシュタインが幸福な生活についての考えを書き記したメモ2枚が24日、エルサレムのオークションで合計約180万ドル(約2億500万円)で落札された。

アインシュタインは1922年に滞在していた東京の帝国ホテルで、ベルボーイにチップの代わりにメモを渡した際、運がよければこれは価値のあるものになると語ったという。
ドイツ出身のアインシュタインは科学の研究に一生をささげたが、メモでは、長年夢見た目標を達成することは必ずしも幸せを約束しないと述べている。
ホテルの部屋でベルボーイから届け物を受け取った際、アインシュタインはチップとして払えるお金を持っていなかった。
当時、講演のため日本を訪れていたアインシュタインはノーベル物理学賞の受賞を知ったばかり。チップの代わりにホテルの便せんにドイツ語の一文を書いてボーイに手渡した。メモには、「穏やかでつつましい生活は、成功を追求するせいで常に浮き足立っているよりも、より多くの幸福をもたらす」と書かれてあった。
同時に書かれた2枚目のメモには、「意思があれば道は開ける」と短く書かれている。
1枚目のメモは156万ドルで落札され、2枚目は24万ドルで落札された。
オークション会社によると、落札額は予想を大幅に上回ったという。メモ2枚のうちの1枚の落札者は欧州からだというが、身元は本人の希望で明らかにされていない。
出品したのは、アインシュタインからメモを受け取ったベルボーイのおいだとみられている。
「アインシュタインが残した名言」
●我々の問題は、問題を生み出した時と同じ考え方では解決できない。
●本当の知性のしるしは、知識ではなく想像力だ。
●我々はいまだに、自然が明らかにしてくれたことの1%の1000分の1さえ分かっていない。
●素敵な女の子を口説いているときは1時間が1秒のように感じる。真っ赤な燃えかすに座ったら1秒が1時間のように感じる。それが相対性だ。
矢野健太郎 (数学者)

矢野 健太郎(やの けんたろう、1912年(明治45年)3月1日 - 1993年(平成5年)12月25日)は、日本の数学者。東京工業大学名誉教授。専門は微分幾何学。従三位勲二等瑞宝章。数学教育、一般への啓蒙についても精力的に活動し、この方面に関する著作も多い。
彫刻家の子として東京に生まれた。市立東京二中、旧制東京高校、東京帝国大学理学部数学科を卒業後、同大学助教授、東京工業大学教授などを務めた。1950年(昭和25年) - 1952年(昭和27年)にはプリンストン高等研究所に赴任し、アインシュタインをはじめとする一流数学者の薫陶を受けた。
Posted by マー君 at 11:28│Comments(0)