2016年09月05日

百日紅

日本の俳人で元読売新聞文化部記者の長谷川 櫂(1954年--)さんは熊本県下益城郡小川町(現宇城市)生まれで熊本県立熊本高等学校、東京大学法学部卒業。1978年読売新聞社入社、2000年読売新聞社を退職し専業俳人となられ、現在62歳、読売新聞2面の【四季】で俳句を紹介されています。2012年に東日本大震災をテーマにした句集「震災句集」を出版しその内容について色々社会的に批判を受けました。
今日はサルスベリを見て歌った難解な句を長谷川櫂さんが解説されておられるので取り上げてみました。
百日紅隣に咲いている百日紅
百日紅近所に咲いている百日白

百日紅みんなむかしのことばかり  高橋順子

さて人生のいつの時点でよまれた句か。それによって句の色合いが変わる。逆にいえば、いつ詠まれたにしても、その時々の風をまとって立ち上がる句だろう。百日紅(さるすべり)。夏の終わりの追憶を誘う花である。   『高橋順子自筆五十句』から。 2016・9・5

夏に100日も咲き続けることから百日紅と言われているが、一度咲き散った枝先からまた芽が出て花をつけるので咲き続けているように見えます。季語としては晩夏から仲秋に用いられます。花は7月から10月頃まで見かけます。
サルスベリ・百日紅は上記の意味から百・日・紅と漢字をあてたものと考えられますが実は花は紅だけではなくピンクや白いものまであります。サルスベリの木が赤い色のものが多かったので百日紅となったのでしょう?
花の名前にはあて字が多いことは確かです。紫陽花・アジサイ 向日葵・ヒマワリ 勿忘草・ワスレナグサ 蒲公英・タンポポ 金縷梅・マンサク(万作、満作とも書かれるが)・・難読語 無花果・イチジク 仙人掌・サボテン 万年青・オモト 秋桜・コスモス 石榴・ザクロ 土筆・ツクシ 繁縷・ハコベラ 杜若・カキツバタ 菖蒲・アヤメ 菖蒲・ショウブ・・どちらを読みますか。 李・スモモ 菫・スミレあて字ではないけどなかなか読めない字です。花の名前はむつかしい。

百日紅
「平成28年熊本地震」震度1以上の地震回数
4/14ー4/30 (回数)1093 (累計)1093
5/1 -5/31      520     1613
6/1 -6/30      214     1827
7/1 -7/31      114     1941
8/1 -8/31      109     2050
9/1             5     2055
9/2             2     2057 
9/3             4     2061
9/4             5     2066


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Posted by マー君 at 15:41│Comments(0)つぶやき
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