久々の講演会

マー君

2019年04月28日 11:51


昨日久し振りに八代市の博物館で講座がありました。
熊本地震などでの建物の痛みもあり年末から補修工事のため閉館していました。
今回は工事も無事完了しましたので4月19日(金)~6月2日(日)まで春季特別展覧会 佐賀県立九州陶磁文化館所蔵名品展の開催に伴う特別講演会が27日(土)1時30分~3時まで佐賀県立九州陶磁文化館館長の鈴田由紀夫先生を招いて『日本遺産・日本陶磁のふるさと肥前』という演題で時期についての話がありました。
話の内容は
①肥前陶磁の楽しみ方 陶磁の美を楽しむ(陶器と陶磁の違い)
②歴史的な背景を楽しむ 何故その時代の人が好んだのか?
③現代へ繋げて楽しむ(引きずっている産地の気質)
④個々の作品を楽しむ(鑑賞のポイント)
4つの楽しみ方に分けて話を進められましたが時代の変遷とともに地域の区画も変わりその地域の行政も変わって来たので江戸時代と現代の区画の違いを地図に表して説明がありました。
今日のお話の細かい部分については博物館の展示場で頂いた『日本磁器のふるさと肥前~百花繚乱のやきもの散歩~』のガイドブックに詳しく書いてありますので、博物館に出かけてみてください。






鈴田由紀夫
佐賀県立九州陶磁文化館館長。
1952年佐賀県生まれ。
77年九州芸術工科大学卒業、79年同大学院修士課程を修了。
同館学芸員を経て2010年から館長。
 

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