病院での市民講座『麻酔科医って何しているの』(闘病日誌)
昨日、病院で市民講座がありました。
退院日も決まり、点眼回数も昨日から日に10回になりました。
病室でじっとしているのも退屈なので午後2時からの市民講座に参加しました。
くまもと森都総合病院、麻酔科部長 田口裕之さんが『麻酔科医って何しているの』という題名で話をされました。
これまでに怪我や病気で手術の度に麻酔の経験はありますが麻酔について深く考えたことはありません。
話の内容を一つ一つ取って見ると非常に奥が深いもののように感じました。
話の中で麻酔科医は意識を奪った責任を取るという麻酔行為ついて、患者さんへの向き合い方や心情を聞いた時には、仕事に対する責任感の強さを感じ心を打たれました。
専門的なことはほとんど理解できませんでしたがプロ意識については十分納得しました。
いいお話をありがとう。
これからも頑張って下さい。
話の内容は
●麻酔の歴史と手術の発展
●麻酔科医って?
●全身麻酔と局所麻酔について
●麻酔の流れ
●麻酔科医の仕事のひろがり
・集中治療・救急救命
・ペインクリニック
・緩和ケア
・医療安全・医療機器管理・減菌業務
ペイン‐クリニック(pain clinic)〈痛みの診療所〉の意
実際には,単に痛みを抑えるだけでなく,病気に伴った不快な症状を緩和し,患者の日常生活に活気を取り戻してもらうための診断と治療を行う。1962年,東京大学病院に日本ではじめてペインクリニックが新設されたのをきっかけに,それまで個々の診療科で麻酔科医を中心に行われていたものが,独立の科として認識されるようになった。
神経痛・癌(がん)などの痛みや痙攣(けいれん)を緩解させるための治療。局所麻酔法の神経ブロックの技術を応用して行う。
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