龍神社
以前八代地方での干拓事業で日本でも珍しい女相撲が千丁町の龍神社で行われていることをいつか紹介しました。熊本県の神社の総数は3200社ほどあるようですが龍神社って熊本では非常に珍しい名前と思い少し調べてみました。関東と京都を中心に日本各地に点在する竜にまつわる神社です。御祭神は玉依姫命で神武天皇の母君、海神族の祖先で、龍神として崇められたと伝えられています。高松塚古墳にもみられる中国から伝わった四神『東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武』の青龍にちなむ神様だと思われます。
『龍神社由来』二の丸、八代新地は細川刑部興昌公と松井章之の催合新地で安政二年(1855)同時にできた新地である。二の丸新地(86町4反7畝8歩)八代新地(30町2反2畝6歩)干拓汐留工事の際、海神(龍神)の怒を鎮め罪障を滅しその守護を願って、神主が海中に投じた御幣が流れ着いたこの地に慶応三年(1867)石堂をたて龍神を祀ったのが龍神社の創始である。 社殿建立は明治12年(1879)
御幣【ごへい】
串に紙や布帛(ふはく)をはさんだ神道の採物(とりもの)。竹または木を割って折紙や垂(しで)をはさんだ幣串,垂を長くし棒の先に束ねたらした幣束,サカキに木綿(ゆう)や紙をつけた玉串など。
幣束(へいそく)の敬称。白色や金・銀の紙などを細長く切り、幣串(へいぐし)にはさんだもの。お祓いのときなどに用いる。おんべ。
誰もが見たことはあるけれども名前を言えと言われれば大部分の人が言えない神事に使われるもの
この神社は水無川の下流にあります。古閑浜町に八千把小学校の浜分校があり浜分校の前の道を熊本方面に進んでいくと古閑入江のバス停があります。その先は千丁町になり水無川の下流にぶつかりますこの先に龍神のバス停があり.バス停横が龍神社です
賽銭箱の家紋も屋根の下にある九曜紋の家紋もどちらも細川家の家紋です。
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