熊本の立田山・水前寺断層 地震起こす可能性

マー君

2022年04月23日 11:25

昨日の読売新聞からもう少し自分に分かるように調べてみました。
熊本市においては今回の調査で確認できた断層は7つの断層が確認されており 出ノ口断層、北甘木断層、益城町寺迫から同町広崎の断層などあまり聞いた事のない断層がある事も知りいい勉強になりました。


2022/04/22 05:00読売新聞オンライン
熊本市内を走る立田山断層と水前寺断層について調査検討を行う専門家委員会(委員長=遠田晋次・東北大災害科学国際研究所教授)が、両断層は地震を起こす可能性があり、地震が生じた際には被害が大きくなると指摘する調査結果を大西一史市長に報告した。立田山断層は市街地の真下を通り、1889年(明治22年)の明治熊本地震の原因とされている。2016年の熊本地震後、新たに立田山断層の一部が確認され、水前寺断層も発見された。両断層は、国の詳しい調査の対象に該当しないことから、市は昨年から独自で調査を実施していた。3月にあった報告によると、水前寺断層では、1万2000年前以降のものとみられる上下方向に約60センチずれた正断層を確認した。両断層で、把握されていなかった位置にも断層があることも分かったという。

 一方、両断層の活動について、熊本地震の原因となった布田川・日奈久断層帯ほど頻繁には動いておらず、活動周期や確率は不明とする一方、直下型の地震を起こす可能性があり、地震が発生すると断層付近では被害が大きくなることが予想されるとした。

 大西市長は「危機管理の対応を引き締め、防災・減災に努めたい」と述べた。調査結果は、地域防災計画へ反映されるほか、内容を確認後、市のホームページでも公開される。


以下、国土交通省国土地理院の資料2 2万5千分1活断層図「熊本 改訂版」の概要から抜き取り

6 新たに確認された活断層(水前寺断層) 熊本市中央区渡鹿付近から同市東区沼山津付近まで断層線が複数走行する断層です。熊本地震による地震断層が一部で新たに確認されました。また、断層線上には活撓曲(とうきょく)※が段丘面上に複数確認できます。 7 km

7 新たに確認された活断層(立田山断層) 南北走向で北区立田山西縁に沿って分布し、全体的に東側隆起(西落ち)する縦ずれ断層です。一部はこれまで推定活断層とされていましたが、新たに活断層として確認されました。また、並走する西側の活断層線では段丘面上に活撓曲(とうきょく)※が確認できます。 2.4 km


●横ずれ:活断層の相対的な水平方向の変位の向き。断層線に向かって手前側に立って向こう側が右にずれれば右横ずれ断層、左にずれれば左横ずれ断層。本図では、変位の向きを赤い矢印で表示。 
●縦ずれ:活断層の上下方向の変位の向き。本図では、相対的に低下している側に短線を表示。 
●活褶曲しゅうきょく:現在も続いている地殻変動により生じている波状地形。凸部また凹部を連ねた線で図示。
●傾動:地形面が、現在も続いている地殻変動によって傾いている場所。最大傾斜方向で図示。
●雁 行がんこう:複数の断層が片仮名の「ミ」の字、あるいは「杉」の字のつくりの形に配列すること。前者を右雁行、後者を左雁行と呼ぶ。
●活撓曲とうきょく:活断層のうち、変位が柔らかい地層内で拡散し、地表には段差ではなくたわみとして表れたもの。たわみの範囲及び傾斜方向を示す。

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