神様の話②
宗像大社の由緒には
当大社の創始は我が国の形成期、神話の時代まで遡り、御鎮座の正確な年号までは定かではありません。8世紀に編纂されたわが国最古の歴史書である「古事記」「日本書紀」によれば、宗像大神(三女神)は天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)の下誕生され、天照大神の神勅(神様のご命令)により、「海北道中(宗像より朝鮮半島に通じる海の道)」にご降臨されました。以来国家守護の神として沖津宮・中津宮・辺津宮の三宮にご鎮座されています。宗像大神鎮座の根幹となるのが、全国の神社で唯一ご祭神に下された神勅です。この神勅を当大社では三宮(沖・中・辺津宮)の拝殿に掲げております。
神主さんが儀式の時に神前に奏上する詞(ことば)を祝詞(のりと)と言いますが、祝詞にもいろいろな種類があることがわかりました。
祓詞(はらへのことば)、最要祓(さいようはらへ)、身滌大祓(みそぎのおおはらい)、神社拝詞(じんじゃはいし)、神棚拝詞(かみだなはいし)、祖霊拝詞(それいはいし)、鳥居之祓一(とりいのはらい)、鳥居之祓二など現存する最古のものは「延喜式」所収の27編と、藤原頼長の日記「台記」所収の中臣寿詞(なかとみのよごと)1編。があり儀式など改まった場面で、神を祭り、また、神に祈るときに神前で唱える古体の言葉です。
【祝詞】 出典:デジタル大辞泉
1 神に祈る言葉。のりと。
2 祝いの言葉。祝辞。
神社本庁が祝詞についてこの様に記しています。
祝詞とは、祭典に奉仕する神職が神様に奏上する言葉であり、その内容は神饌・幣帛(へいはく)を供えて、御神徳に対する称辞(たたえごと)を奏し、新たな恩頼(みたまのふゆ)を祈願するというのが一般的な形といえます。
その起源は古く、記紀神話にも天の岩屋の段で、天照大御神がお隠れになられた天の岩屋の前で天児屋命(あめのこやねのみこと)が「布詔戸言」(ふとのりとごと)を奏上したことが見られます。また『延喜式』(えんぎしき)巻八には現存する最古のものとして朝廷の祭儀に関わる二十七編の祝詞が収録されており、現在でも重視されています。
我が国は、「言霊(ことだま)の幸(さきわ)う国」とも称されるように、言霊に対する信仰が見られます。言葉には霊力が宿り、口に出されて述べることにより、この霊力が発揮されると考えられています。例えば忌み嫌われる言葉を話すと良くないことが起こり、逆に祝福の言葉で状況が好転するというもので、婚儀など祝儀の際に忌み言葉を使わぬよう注意を払うのも、こうした考えによることなのです。
祝詞には、こうした言霊に対する信仰が根底にあるため、一字一句に流麗で荘厳な言い回しを用いて、間違えることがないように慎重に奏上されます。
【鳥居】
鳥居とは、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するものであり、神域への入り口を示すもの。一種の「門」である。
考古学的起源についてははっきりしたことはわかっていません。木と木を縄で結んだものが鳥居の起源だと考えられています。
奈良時代(710年~794年)から神社建築の門の一種として扱われ、8世紀頃には現在の形が確立していた。
鳥居の種類は数多くの形がありますが、大別すると神明系と明神系があり明神系の方が、装飾性が強い特徴があります。
宗像大社
神明鳥居
明神鳥居
「平成28年熊本地震」震度1以上の地震回数
4/14ー4/30 (回数)3024 (累計)3024
5/1 -5/31 529 3553
6/1 -6/30 217 3770
7/1 -7/31 113 3880
8/1 -8/31 111 3994
9/1 -9/31 74 4068
10/1-10/31 55 4123
11/1 5 4128
11/2 0 4128
11/3 0 4128
11/4 1 4129
11/5 0 4129
11/6 1 4130
11/7 1 4131
11/8 1 4132
11/9 2 4134
11/10 1 4135
11/11 1 4136 (震度4)
11/12 1 4137
11/13 3 4140
11/14 1 4141
11/15 4 4145
11/16 0 4145
11/17 3 4148
11/18 1 4149
11/19 0 4149
11/20 0 4149